緊急時の時間変更も考慮して… ~「これからの働き方」も再考へ~
2020年06月03日

~全てを時間内に収めるために~
この2週間、岐阜聖徳学園高校勤務時間が変わる。
分散登校のため月曜日と金曜日、午前と午後に仕事が分割される。
これに伴い、他の仕事の時間変更を2週間だけ、お願いした。
家族の介護も含め「この2週間を、いかに乗り切るか」が今の課題だ。
緊急時だから仕方がない。高校の夏休みも大幅に縮小となった。授業日は出勤だ。
大枠が急遽変更されると、塾と准看護学校の仕事への影響が出る。
それだけ自分が「時間を切り詰めて」生活しているということだ。
そこを今年度見直し、来年度から自分の活動を、さらにコンパクトにしていくしかない。
コロナで教員の働き方改革はどうなるかという執筆依頼や取材を受けてます。
— 斉藤ひでみ/現職教員 (@kimamanigo0815) May 26, 2020
恐らく社会全体の関心はそこへは向かず、経済立て直しなどで教員の声は埋もれてしまうかと。
でも教員の方は感じてるはずです。これまで以上の過酷な勤務が休みなく3月まで続く。
精神疾患も過労死も、増えるかもしれません
前々年度、前年度と2年間で、私は自分の体調を崩し、常に薬が必要となった。
また母の死後、家族の介護が増え、予期せぬ緊急時の対応も増えた。去年は父の入院もあった。
そのため去年は広域的NPO副代表理事を辞め、市・県の男女共同参画サポーターも無活動となった。
旅行へいくための余裕・残された体力も、新型コロナ以前からなくなってきた。
高校での勤務時間帯を今年から変更した。去年の秋、私は倒れそうな忙しさだったからだ。
特にキツかったは、高校から准看護学校への移動。高校授業終了から看護学校授業開始まで40分だった。
その間の信号待ちで、車中でおにぎりを食べて昼食にしていた。時間を切り詰めすぎた。
それを今年度は避けた。無理を複数年続けることは、体と心に良くない。
今年は介護の中心時間を、朝から昼間に移し、1時間目授業から学校へ行くことを増加させた。
そして准看護学校との移動時間を確保するため、4時間目までの授業を週2回に減らした。
そして、3時間目で終わる「週3回」を中心に、准看護学校の授業をいれてもらう。
しかしこの4時間目正午スタートの授業が、この2週間は午後2時10分スタートとなる。
准看護学校の授業が集中するのは秋。月・金曜日も15時から授業が入ることもある。
分散登校が秋にあると、土曜日午前にも准看護学校授業がある私の生活は破綻する。
今後も「分散登校」は、ありうる事態となるだろう。
それが1年で済むとは、限らない。
そうなることを想定し、来年度からは高校の勤務時間帯を縮小する方向で考えていく。
介護時間は、これから年々増えていくだろう。私自身の体も弱っていく。
一人で担い続けることが厳しくなれば、「代わりの方がいる仕事」から、手放していくしかない。
そして介護も頼っていくことになる。体は1つだ。しかも常に「今が一番若い」状態だ。
いよいよ来年度は、塾だけでなく他の仕事もコンパクト化にうつる時が来たようだ。
塾では今年度から新型コロナ対策で、消毒・清掃・換気時間を取ることとなった。
またこれからの対策として、今年度は「個人指導と家族指導のみ」に急遽変えた。
その指導時間も季節変動にして、枠を見直す形に変えた。
「この1年を乗り越えれば」と思い、前年度は何とか乗り越えた。
そして「そうならないように」、今年度は仕事を組み替えた。
しかし、予期せぬ「withコロナの時代」がやってきた。
「まず、この1年を乗り越えて」という思いが、今年にもやってきた。
以前、早稲田の入山先生が「人の創造性は累積移動距離に相関する」と言ってました。本当にそうだと思います。コロナ後の「移動の少ない世界」では意識的にセレンディピティを求めて動く力、動いた先で偶然に出会ったものに気づく力、それを仕事に適用して結びつける力の三つが大事になると思います。
— 山口周 (@shu_yamaguchi) May 26, 2020
スポンサーリンク
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。