e-Statで見る 岐阜県内看護受験環境の変化2020 ~①准看護学校~
2020年12月24日

~学校により偏りが…~
政府の統計e-Statにて、2020年度の入試状況が確認できる状況になりました。
今年は統計の発表が早く、推薦入試の時点から参考になりました。
前年度入試を振り返り、今年度入試に備えていきましょう。
まずは、准看護学校から。
■数字で岐阜県と全国との准看護受験状況を比較しましょう。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/)
数字は 岐阜県倍率 全国倍率の順
2013年 1.85 2.48 (岐阜准 A・Bコース2クラス 80名に)
2014年 1.69 2.33 (岐阜県内大学看護学科2校新設160名)
2015年 1.49 2.05 (岐阜聖徳学園大学看護学科新設80名)
2016年 1.32 1.88 (愛知修文大学看護学科新設100名)
2017年 1.33 1.76(稲沢准看募集停止・名古屋市医師会定員減)
2018年 1.28 1.61(名古屋学芸大看護学部の新設)
2019年 1.40 1.53(各務原准看 1教科入試)
2020年 1.16 1.43(羽島准看推薦80%)
全国的に、前年度も大きく倍率を下げました。
岐阜県も前年度の反動のためか、大きく倍率を下げました。
岐阜県の充足率は80.1%となり、前年度83.1%からさらに減り、
定員割れの学校が多い状況となりました。
前年度羽島准看推薦入試では、募集定員を上回る応募がありました。
しかし、今年度は前年度ほど多くの受験者はいなかったようです。
多治見准看の英語が試験科目からなくなり、
併願がしやすい状況となりました。
名古屋市医師会准看護学校が、前年度から募集停止となりました。
愛知県からの受験者は、前年度以上に増える見込みとなったにもかかわらず、
受験者は前年度は減りました。今年度はその反動で増えるのか、
新型コロナの影響がどのように出るのか、読めません。
受験生側の対策としては、「併願」が決め手となります。
学校による受験者数の偏りが大きくなっています。
併願することにより、どこかの学校に入学できる可能性が高いのです。
全体の充足率が100%を割っています。各学校とも合格者数を増やす可能性もあるのです。
【日本医師会「使命感も限界」】https://t.co/vJxeqoab21
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 23, 2020
日本医師会が先ほど会見を開き、中川会長が政府の専門家会議に対して「医療現場の危機感を共有しましょう」と呼び掛けた。一方、国民に対しては「使命感で持ちこたえてきましたが、それも限界です」と医療従事者の実情を訴えた。
スポンサーリンク
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。