准看護師になるには
2022年07月06日

~オープンキャンバスで情報を~
「准看護学校は、誰でも受かる」という噂を信じている人がいます。
確かに学校によっては、そのような時期が続いているかもしれません。
全ての学校が「いつでも全員受かる」とは、限りません。
ですので「1校だけの受験」は、リスクを伴うことになります。
また、先回のブログでも書いたように、
「入学すれば、必ず准看護師になれる」
というわけではありません。進級できなかった人、卒業できなかった人も少なくありません。
さらに資格試験を合格しないと、准看護師として働くこともできません。
「独学で准看護師になる」ことも、不可能です。
学校に通い、指定の単位を取得し、既定の実習時間を行い認定されないといけません。
卒業と同時に、准看護師受験資格が得られます。
通信制で学ぶ「第二看護通信制」は、「准看資格を持っている方のみ」が受験資格があります。
また、奨学金は「貸与」であることが多く、返還の義務があります。
卒業後、条件を満たすことで「返還しなくてもよくなる」ものもあります。
返還の必要がないものは「給付金」となります。
学校を中途退学すると、貸与された金額は返済の義務があるのです。
准看護学校ではカリキュラムが変更され、専門科目がさらに増えました。
令和3年度の准看護資格試験は、150分で150問 14科目から出題されました。
私が准看護学校の講師になった25年前は、岐阜県の場合、60分で70問。
基礎看護・人体の2科目からの出題が多かったと記憶しています。かなり今では試験が厳しくなりました。
それでも県内准看護学校の合格率は、100%である状況がほとんどです。ですので、
「資格試験を合格できる力がないと、卒業できない」とも考えられます。
『新しい言葉を覚える力』『文章を書く力』を、入学時までに身に付けておかないと、
准看護学校を卒業することは、厳しい状況になっています。
准看護学生を続けるには、かなりの努力が必要なのです。
准看護学校を受験される方は、オープンキャンバスを通して、情報を集めてください。
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