【加筆更新】中学新卒で准看護師取得へ ~政府の統計e-stat2023より~
2024年07月30日

~准看護学校は中卒で受験可能~
政府の統計e-ststから、2023年の看護受験状況を知ることができます。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450141&tstat=000001022606&cycle=8&tclass1=000001211140&tclass2=000001211164&tclass3val=0
23-1表から、入学状況、都道府県別(准看護師課程)を確認すると、中学新卒から准看護学校へ進学した人の数が分かります。岐阜県では2023年204名の准看入学生のうち23名が中学新卒となります(すべて済美衛生看護科)。他県では長崎・山口が多く、入学者に占める割合が30~50%の県もあります(ほとんどが高校看護科になります)。過去岐阜市医師会准看護学校の生徒にも、通信制・定時制高校と同時入学している方、高卒認定も併用している方もいました(中学新卒の方もいました)。その方たちの中には、第二看護学校へ進学し、看護師として働いている方もいます。
現在、准看護学校では募集要項が発表されつつあります。今後、9月までには募集要項が出そろいます。推薦入試も多くの学校で行われます。早めの受験で合格を確実にすることも大切です。岐阜市医師会准看護学校のように事前に2次入試を実施することを決めている学校だけでなく、定員に満たない学校は2次募集、3次募集も行われます。
http://www.city.gifu.med.or.jp/kango/guide/index.html
定時制・通信制高校合格が決まってからの受験も可能です。准看護師学校は2年で卒業となります。准看資格取得後は、准看護師として病院・診療所勤務をしながら、高卒資格を取ることとなります。通信制・定時制高校卒業後、第二看護に進学し、20歳~21歳で看護師になる方もいるのです。『塾・ほしの』では、そのような進路選択をされた方もサポートしています。
中学から通信制高校を選択し、進学している人の割合は年々増加しています。2023年度速報値によると、8.3%、264797人となりました。
https://www.stepup-school.net/column/column75.php
『通信制高校に通いながら、資格を得て就業する。そして、必要に応じてキャリアアップを図っていく。』そんな進路設定をしている人も増えてきているようです。
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