2018年 県内准看護学校一次入試を振り返って ~来年度の予想も~
2018年02月12日

~「併願」でリスクを回避~
2018年 県内准看護学校一次入試が4日・岐阜准を最後に終了しました。
受験された方、お疲れ様でした。
また、次々と合格発表がされています。
受験報告・結果報告をしていただいた方々に感謝します。
2018年度県内准看護受験者数は、学校により増減が激しくなりました。
厳しい倍率だった学校がある一方、2次募集が行われる学校もあります。
併願受験された方は、補欠合格からの繰り上げ含め合格可能性が高くなります。
逆に単願受験の方は、受験結果は「受験者数に振り回される」ことになるのです。
今年度の入試はまだ、続いています。
2次募集が現在確認できている学校が3校あります。
(大垣・土岐の2校+最初から2次試験が設定されている岐阜准)
今後も増える可能性があります。今・受験できる人は是非、今年中に決めて下さい。
というのは、来年度県内准看護入試は「かなり厳しくなる」予想をしています。
その根拠は「短大の大学化」にあります。特に現役高校生の動きに注目しています。
岐阜保健短期・大垣女子短期大学の大学化は、受験生の流れを2つに分けます。
「大学を目指す人」と「准看護学校受験へ切り替える人」に。その比率は後者が高いと考えられます。
現役高校生が『短大から大学以外の進路』へ切り替える場合、その流れを考えてみましょう。
最初に思いつく『第一看護専門学校受験への切り替え』は、困難を極めます。
推薦入試合格者数は例年通り。一般入試では倍率が高まり「不合格」になる方も。
また、唯一残る平成医療短大はさらに人気が高まり、合格が厳しくなるでしょう。
チャレンジを終え、試験日が遅い「准看護一般入試」へシフト。
2次入試を含め、受験生が准看護学校に押し寄せると考えられます。
このような予想から、来年度の現役高校生受験者が増える見込みです。
その逆の流れで、『現役高校生の看護大学入試』は併願推薦も含め、かなり楽になるでしょう。
准看護学校定員減・募集停止があれば、さらに准看入試は厳しくなります。
また、下の記事のようなサプライズも受験者増につながります。
http://nyoki.mino-ch.com/e44637.html
准看入試は「早めの準備」をお勧めします。
准看入試は、受験校により受験科目数・内容が大きく変わります。
受験科目が多いほど、早くから始めないと間に合いません。
逆に考えれば、受験科目が多い学校に「急な進路変更」の方は、間に合いません。
早めからのスタートで差を付ければ、逃げ切れる可能性が高くなるのです。
また、単願はリスクが今年のように高くなるのです。
併願はリスク軽減となります。
推薦との併願・住む地域で考える併願・受験科目で考える併願…
いろいろな視点で、考えていきましょう。
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