自己肯定感の低さ ~高校生の心と体の健康に関する意識調査~
2018年04月15日

~自己肯定感を育てる場づくりへ~
3月末、調査結果が公表されました。
高校生の心と体の健康に関する意識調査 ―日本・米国・中国・韓国の比較―
http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/126/
その中で、最も気になるのは「自己肯定感の低さ」です。
『日本の高校生は、「「私は価値のある人間だと思う」「私はいまの自分に満足している」などの自己肯定的
な項目に対する評価が米中韓に比べて低く、しかもその差が大きい(P13、図 24)。』
抽出すると
『私は価値のある人間だ』という質問に対し、
「そうだ」という回答が9.6%
「まあそうだ」という回答を合わせても、44.9%
『私はいまの自分に満足』という質問に対し、
「そうだ」という回答が8.7%
「まあそうだ」という回答を合わせても、41.5%
別調査から、さらに見てみましょう。
高校生になると,勉強が得意な「少数」の生徒に自尊心が凝縮するようになる。裏返すと,勉強で劣等感を抱かされた「多数」の生徒の自尊心が剥奪される。これが,自尊心低下の内実やな。 pic.twitter.com/gx54AzVhQ2
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2018年4月3日
「一流」「勝ち組」という優越感で自己肯定感を高めようとすればするほど不安が高まり、その不安を打ち消すために、さらなる優越感と承認を求めるようになる。優越感と承認では、自己肯定感は高まらないし、心の隙間も埋まらないことに、早く気づいた方がいい。
— 津田 明彦 (@akihiko_tsuda) 2018年4月10日
自由だけの居場所はいらない。すべての人が楽しく成長し続けられ【場】でなければ意味がない。そこにいる人たちみんなが自分の人生をかけて、前を向いて生きている【場】でなければ、本当の自己肯定感は育たない。
— 津田 明彦 (@akihiko_tsuda) 2018年4月12日
ひたすら自己肯定感を育てるだけの居場所があっていいと思う。
— 津田 明彦 (@akihiko_tsuda) 2018年4月3日
津田さんはその想いを持ち、NPOを立ち上げ、
5月にその場を「京都」でつくります。
公務員を続けながらの活動となるので、
土曜日が「場づくり」となる予定です。
いじめ、ハラスメント、虐待など、支配に満ちた社会の中で「個性」「自由」「対等な関係」をサポートする【NPO法人しーそー】は、5月頃、設立予定です。ただいま会員募集中です! 詳細は、LINE(QRコード)又はダイレクトメールにてお問い合わせ下さい。どうぞよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/wvqO6gE0dK
— 津田 明彦 (@akihiko_tsuda) 2018年4月10日
私自身も、そのNPOの設立趣旨に賛同し、副代表理事として参画します。
現在、協賛活動を「岐阜」で先行しています。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=00eJwzNDIwt7QEAAQ2AT0
通塾を始めた方は、教科書となる本を読み、
用語の理解とともに「世界の流れ」と「日本の現状」とのギャップの理解をしています。
そうすると世界の高校生が、なぜ自己肯定感が高いのかがわかるのです。
そして、自分のやりたいことを「どう具体化するのか」を考え始めています。
アブローチの仕方・出口となる形は、ひとりひとりそれぞれ違うことになるでしょう。
新高校1年生から、「学びの履歴」が大学進学調査書に記載されることになりました。
その記載は「何ページあってもよい」状況に変わります。
当然のことですが、
『学びを深める』ために、大学へ進学するのです。
自分が目指す進路に対し、
どのように考え、どうアプローチしたのか。
AO・推薦・一般入試に関わらず、
その『足跡』を評価される入試改革となるのです。
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