「地方の事実」と向き合う ~②結婚・出産における男女の格差~
2018年05月08日

~パラレルキャリアの必要感は、女性から~
岐阜市男女共同参画の基本計画が自宅に送付された。
到達目標の指標については、まだまだ増やす必要を感じている。
たとえば、女性の社会進出については、
以下の舞田先生のデータを追うことが必要だ。
女性の社会進出の指標は,これで見ないとな。 pic.twitter.com/pU90LWgwlW
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2017年5月29日
フルタイムの多くは正規職だと考えがちだ。
岐阜県の場合は、そうとは限らないことも頭に入れておく必要がある。
「0歳保育」の都道府県比較。 pic.twitter.com/JbZzxu9fEZ
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2016年4月25日
ブログ更新。データえっせい: 結婚・出産による女性の正社員率変化 https://t.co/GH7Yvr6xCu 25~34歳女性の正社員率を,「未婚」「有配偶・幼子なし」「有配偶・幼子あり」の3群で比較。地域差も検討。 pic.twitter.com/8XxJAqj9Jv
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2016年2月7日
正社員比率が低い岐阜県の女性の家事・育児時間は434分で日本最長。
正社員比率が高い山形県の女性の家事・育児時間は209分で日本最短。
その差は一日あたり、3時間45分となる。一方で、男性の家事・育児時間は、
岐阜が25分。山形が36分。結果、男性家事・育児分担率は岐阜が約5%、山形は15%となる。
(資料・舞田敏彦先生ブログ「データえっせい」2016.5.20)
http://tmaita77.blogspot.jp/2016/05/blog-post_20.html?spref=tw
そして、子育て期間中もしくはそれが過ぎると再び仕事に就く。
その多くは「非正規労働」となるのである。
全国に比べ、岐阜市の女性就業率はどの年代も高く「医療・福祉」への就業割合が高い。
http://www.city.gifu.lg.jp/secure/36246/%E6%A6%82%E8%A6%81%E7%89%88.pdf
ライフステージにおける生き方の変化は、
岐阜の場合、多くは女性のみが影響を受けている。
それまでのキャリアが分断し、目の前の「こと」に専念する。
同時に「次のステージへの準備」も、進めているのである。
バラレルキャリアを考えることが、
次のステージの多様性につながるのである。
そして、これからの時代は「仕事」と「学び」の期間が繰り返されることになる。
それは「女性だけ」という状況から、岐阜でも変化していくだろう。
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