社会人看護受験の選択肢 ~岐阜県での変化~
2018年06月06日

~准看護学校のメリットも~
塾・看護受験指導では、大きな変化が起こっている。
例年なら社会人短大AO入試の指導が多いこの時期。
しかし、今年は皆無。一般入試対策を始める方が主流になった。
その理由は、看護短大3校のうち2校が、今年度から大学になるためである。
私の塾には「社会人で看護職を目指す方」が、多く通ってくる。
「大学志向の方」はほとんどいない。
逆に、高校生で通塾される方の過半数は、大学志向。
看護短大募集停止は、その動きを加速している。
社会人看護受験生の選択肢は、2つに減った。
1つは、現役高校生が減った「看護学校」を受験する。
減ったとはいえ、公立看護学校のほとんどが、
現役高校生の合格比率が高い。「推薦」が彼らの特権となっている。
私立看護推薦、公立との併願…「小論文」でなく「学力勝負」を挑むことになる。
もう1つは、社会人比率が高い「准看護学校」を受験する。
第二看護進学率の高い岐阜市医師会准看護学校は、人気がある。
http://www.city.gifu.med.or.jp/kango/guide/examinee.html
中学の国語・数学の2教科入試。受験科目が少ない。
どうしても「今年度中に決めたい」方は、
この2つを併用している。
1月中旬までは、看護学校入試対策。その後、
2月上旬の一次入試、または3月上旬の岐阜准2次入試に備える。
去年まで「短大に合格していた社会人」は、
今年から「別の学校の受験生」となる。
看護学校・准看護学校ともに、「受験倍率は上昇する」と考えられる。
早めに備え、一般入試で合格を目指す方が、塾では増えている。
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