【1月28日 追記】仕立板の思い出が… ~ただ、一緒に過ごす場所~

2018年01月27日
【1月28日 追記】仕立板の思い出が… ~ただ、一緒に過ごす場所~
 ~塾の机は「勾玉」の形~

塾の机は「勾玉(まがたま)」の形をしている。
依頼した同級生の建築士さんが設計し、
大工さんに合板でつくっていただいたものだ。
この机を、私はどうしても塾に置きたかった。

それは、こどもの頃の思い出を残すためでもある。

「紳士服仕立」をしている父、それを手伝う母の元に、私は生まれた。
両親は自宅の一室にある仕事場で、夜遅くまで紳士服の仕立てをしていた。
私は子ども部屋がなかったので、その部屋で過ごすことが多かった。
そして、その仕立板の片隅が「私の場所」だった。

大きな1枚板。そこで紳士服は作られる。
たて1.5m、横2.5mはあるだろう。その片隅で
本を読み、遊び、仕事を手伝い、そして学んだ。
時間があればそこに行き、両親・兄弟と過ごし、話をした。

中学2年生の冬、自分の部屋が増築されるまで、そこで過ごした。
その頃には随分、独立心が強くなっていた。自分の部屋は最高だった。
それでも、ごく稀だがそこへ行き、一緒に過ごす時間もあった。
「まだ、そこに居てもいい」という場がある。それが安心感につながった。

その思いを、塾でも拡げたかった。
「集い@塾(つどい・アットマーク塾)」としての姿がそこにあった。
【1月28日 追記】仕立板の思い出が… ~ただ、一緒に過ごす場所~

無学年方式で自由に学べる場。それぞれが自分の課題を持ち込み、過ごす場だった。
その「相互作用」が受け入れられた時期もあった。しかし、塾からそのスタイルは消えた。
時代のニーズが「個人指導」に変わった。
個に合わせるため、塾もスタイルを変えたのである。

2018年。NPOの賛助活動で、この部屋はまた、元の姿に復活する。
「集い@」としての、本来の姿。現在その設定を模索中。
今度は「学びの場」とは違う。「まだ、そこに居てもいい」という場、
「ここから『何か』が、生まれる」ような場、コミュニティーをつくっていきたい。




【1月28日 追記】活動をしている10代も。


こんなことが「飛び出してくる」場になれば…と。
クラウドファンディングについては、私も3回行っている。
https://readyfor.jp/projects/KANGO
https://readyfor.jp/projects/KANGO2016
https://readyfor.jp/projects/KANGO2017

誰が参加してもいい。中・高校生に限らず、大人も想定している。


NPOの理念に賛同していただき、会員になられた方の「場」にしていく。

今までの「個人指導」も継続。
これも10年前の形も復活させる。
塾とNPOの賛助活動の「相互作用」が、どうなっていくのか。
ワクワクしながら、新しいスタイルを創り上げていく。あの「仕立板」を思い出しながら…
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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)看護NPO設立
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