蒲郡で潮干狩り ~意外なものが…~
2017年04月04日

~狙いが外れる~
大阪で「人工物」に囲まれた反動で、
自然と触れ合う気持ちが強くなった。
そして、そのチャンスが急遽土曜日訪れた。
干潮が14時。中潮だが大潮並みに潮が引く。行くしかない。
その日は小雨。次第に止む方向とのこと。
岐阜を9時過ぎに出れば、目的地へ12時過ぎには到着できる。
干潮の2時間前には、現地に着きたい。
「どの部分から干上がるのか」を知っているので、そこへ早めに渡るためだ。
先回は2年前。
マテ貝が大量に獲れた。
http://nyoki.mino-ch.com/e24168.html
今年も当然、塩の準備をしていく。
12時30分到着。小雨だ。
先に1組、すぐ後ろをもう1組。人出は少ないようだ。
12時40分干上がり、最初の「小島」ができる。渡ることに。
渡っているときに、2年前との違いを感じる。
マテ貝の殻が落ちていない。
多いのは圧倒的に、食べることが難しい白貝。
その他の2枚貝の殻も少ない。
「ヤバイ」のか…。
小島到着。早速潮干狩り開始。
まずは「穴」狙い。穴が多いところを少し掘る。
そして、穴に塩を入れる。マテ貝の登場を待つ。
待つ、待つ…出る気配がない。他も試してみるが、やはり出ない。
小島が大きくなると、(私より若い)おじさんが、渡ってきた。
備中と塩を持っている。マテ貝狙いだとわかる。
「どうですか…?」と声がかかる。
「全然…」と、ジェスチャー付きで答える。
ライバルが来た。少し離れて取ることに。
同行者と相談し、作戦を変えることにする。
持ってきた熊手で、2枚貝を狙うことに。
こうなったら、バカ貝(あおやぎ)でもいい。天然ものを狙う。
まず5分後にアタリが私に。6センチ程度のバカ貝だ。
何もないよりはいい。取っておく。
2つ目のアタリは、その数分後。アサリだ。
3センチ程度。これも取っておこう。
その頃、やってきたおじさんの格闘が本格的に。
掘って待つ、掘って待つ…備中の威力はある。
こちらにも勢力を伸ばしそうな雰囲気。
これは「逃げた」ほうが良さそうだ。
同行者を誘い、新たにできたさらに沖の島に渡ることに。
まだ小さいが、これから大きくなるのは間違いない。
先手必勝だ。渡ることに。
着いたところに、アサリがなぜか砂の上に。同行者がゲット。
しばらくして同行者が、興奮状態。
「ウォー」という声とともに、持ってきたのが8~9センチの大物。
表面はツルツル。手触りはハマグリだ。しかし、色は黒い。
先に獲ったアオヤギとも違う。水に入れた時に、舌の出し方はハマグリだ。
何だかわからないが、地元の方に料理してもらうので何とかなる。
さしあたり持って帰ることに。
ここからが同行者のアタリラッシュ。4~8センチぐらいのハマグリもどきを
連続にゲット。どうやらこの2つ目の島がアタリのようだ。
私も取ったが、6つ一緒にいたアオヤギ6兄弟が最大の成果。
ハマグリもどきは2つ。白いハマグリが2つ。2時間で計15個程度だった。
同行者は大物中心に、20個以上。完敗だった。
どうせ一緒に食べるのだから、気にしなくていいのに気になる…。
持ち帰り、地元の方との夕食に。
ハマグリは砂出しがいらないので、すぐに調理できる。
今回は、菜の花とジャガイモと一緒に煮た物をつくっていただけた。
味付けはシンプル。しかしハマグリのエキスがジャガイモに入り、美味。
調理された貝の量が多い。
ということは、どうやらあの大きい
「ハマグリもどき」は、ハマグリだったようだ。
4月の潮見表をその後確認したのは、言うまでもない。
しかし、体が痛い。
あさってから高校勤務が始まるのに…。
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