現実との戦い ~春休み 印象に残った3人~

2017年04月10日
現実との戦い ~春休み 印象に残った3人~
 ~抜けたところに、雪が…~

芸術・理学・文学
私は「0から1を生み出す学び」に、あこがれた。
できれば上記のどれかに進みたかった。
歌・物理学・歴史小説…理論と表現を学びたかった。

高校のとき、工学部を目指したのは家庭の事情だ。
養子となり「医学部への進学」の話も私にはあった。
「手先の器用さ」「体力」がないことから、医学部は早々にあきらめた。
今振り返っても、それは正解だったと思う。

この春休み期間、3人の塾の卒業生ならび入塾希望者と話をした。
1人はこの春大学卒業した方、もう1人は現在大学院生、
最後の1人は、大学博士課程卒業後に専攻を活かして就業経験のある方だ。
「社会のニーズ」と「自分の理想」とのギャップに直面し、立ち止まった方たちだ。

この3人は、芸術・理学・文学をそれぞれ専攻している。
舞田先生『データえっせい』大卒者の専攻別の正規就職率2013
http://tmaita77.blogspot.jp/2014/02/blog-post_22.html
現実との戦い ~春休み 印象に残った3人~
景気は良くなっているが、今でもランキングは変わっていないだろう。

「やるしかない」
偶然なのだろうか…3人から、全く同じ言葉を聞いた。この言葉に込められる意味は重い。
芸術・理学・文学からの正規就職は他に比べて厳しい。
「専攻に関連する就職」に絞れば、現実は「もっと厳しい」だろう。

報告・相談の違いはあるが、話しているうちに方向性は定まった。
勉強して「別の分野へ挑むこと」を決意した人
休学して「自分の活かし方」を探ることにした人
留学して「可能性」を日本以外に求めることにした人 それぞれだった。

これからの歩みについて、後日また話を聞いてみたい。
話をすることでまた、方向性が見えることを願って。


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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)時事
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