2年245万から3年435万へ ~ひとり親支援の拡充~

2017年06月28日
2年245万から3年435万へ ~ひとり親支援の拡充~
 ~「どんな手を打つか」~

平成28年度、ひとり親で看護師を目指す方への支援が拡充しました。
その貸与・給付金をまとめてみます。
細字→太字が、去年からの変化です。
➀高等職業訓練促進給付金等事業
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062986.html
○ 高等職業訓練促進給付金
    【支 給 額】  月額100,000円 (市町村民税非課税世帯)          
           月額 70,500円(市町村民税課税世帯)
    【支給期間】 修業期間の全期間(上限2年→3年
○ 高等職業訓練修了支援給付金
    【支 給 額】  50,000円(市町村民税非課税世帯)      
          25,000円(市町村民税課税世帯)
    【支給期間】 修了後に支給

【平成28年度より新規実施】
➁ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付制度
http://www.winc.or.jp/services/ecms/usr_ecms_exfile/kunrenchirashi.pdf
岐阜県内の自治体が実地する高等職業訓練促進給付金の受給者
(1)入学準備金 貸付対象者高等職業訓練促進給付金の受給者 貸付金額50万円以内
(2)就職準備金 貸付対象者高等職業訓練促進給付金を受給し、養成機関の課程を修了し、資格を取得した方
貸付金額20万円以内 貸付利子年1% ※連帯保証人がいる場合は無利子
借りる際の保証人は身内でも可で「5年間業務に従事」も通年でなくても良いそうです。
県内で5年間働けば返済免除、つまり「給付金」となるのです。

この2つの支援拡充により、支援上限が上がったのです。
2年245万円の支援から、3年435万の支援へ。進路選択にも影響が出ました。
2年間で資格が取れる『准看護学校』への進学が、去年までの看護奨学生の主流でした。
今年は、3年間で看護師が目指せる短大・専門学校への進学希望が、5人中3人となったのです。

③専門実践教育訓練給付金制度を利用する方もいます。
https://www.hellowork.go.jp/dbps_data/_material_/localhost/doc/senmonkyouiku_kyufu.pdf
ハローワークからの支給となります。
対象となっている学校を志望し、勉強を積み重ねています。

④病院から奨学金を受け、就職を同時に決める方もいます。
奨学金制度(30,000円/月~60,000円/月)がある病院勤務を前提に、貸与奨学金を得ることができます。
指定期間分を貸与された病院で勤務すれば、奨学金の返済は全額免除されます。
合格にたどり着けば、金銭面の保証がある環境が整ってきたのです。

問題は
「合格にたどり着く」
という点に、絞られてきたのです。

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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)看護ひとり親支援
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