二十七日発表 二〇一六年国民生活基礎調査 ~母子家庭に注目~

2017年07月01日
二十七日発表 二〇一六年国民生活基礎調査 ~母子家庭に注目~
~親子で過ごす時間は、減っていないか?~

国際的に見ても、ひとり親家庭の貧困率は極めて異常だ。


厚生労働省は、二〇一六年国民生活基礎調査結果を発表した。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/index.html
「貧困率」については、改善の方向へ。就労支援等の施策も有効のようだ。
しかし気になるデータがあり、その比較検討はなされていない。

平成25年と平成28年の貯蓄の比較をしてみたい。
数字は28年度・【 】内数字は平成25年度データだ。
          貯蓄がある(%)  その平均額(万円)
母子世帯       59.6【60.6】   327.2【263.8】
児童のいる世帯    82.1【81.0】   680.0【706.7】
貯蓄のある割合の差は広がり、その平均額の差は縮まっている。

平成25年と平成28年の借入金の比較をしてみたい。
数字は28年度・【 】内数字は平成25年度データだ。
          借入金がある(%) その平均額(万円)
母子世帯       28.1【23.8】   185.1【100.0】
児童のいる世帯    53.5【51.7】   949.4【881.9】
母子世帯の借り入れ割合・額の伸びは、児童のいる世帯を上回っている。

6月28日のブログ
『2年245万から3年435万へ ~ひとり親支援の拡充~』
http://nyoki.mino-ch.com/e39551.html
に書いたように、平成28年度から支援は拡充した。

その結果、
貯蓄を増やし(条件により返済不要の)借入金も得られたと考えられる。
やはり、そこにたどり着くまでが問題として残っている。

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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)看護ひとり親支援
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