二十七日発表 二〇一六年国民生活基礎調査 ~母子家庭に注目~
2017年07月01日

~親子で過ごす時間は、減っていないか?~
国際的に見ても、ひとり親家庭の貧困率は極めて異常だ。
日本は,一人親世帯の貧困率が飛び抜けて高い。この層に困難が凝縮されている。 pic.twitter.com/0DhIfeiDiU
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2017年6月22日
厚生労働省は、二〇一六年国民生活基礎調査結果を発表した。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/index.html
「貧困率」については、改善の方向へ。就労支援等の施策も有効のようだ。
しかし気になるデータがあり、その比較検討はなされていない。
平成25年と平成28年の貯蓄の比較をしてみたい。
数字は28年度・【 】内数字は平成25年度データだ。
貯蓄がある(%) その平均額(万円)
母子世帯 59.6【60.6】 327.2【263.8】
児童のいる世帯 82.1【81.0】 680.0【706.7】
貯蓄のある割合の差は広がり、その平均額の差は縮まっている。
平成25年と平成28年の借入金の比較をしてみたい。
数字は28年度・【 】内数字は平成25年度データだ。
借入金がある(%) その平均額(万円)
母子世帯 28.1【23.8】 185.1【100.0】
児童のいる世帯 53.5【51.7】 949.4【881.9】
母子世帯の借り入れ割合・額の伸びは、児童のいる世帯を上回っている。
6月28日のブログ
『2年245万から3年435万へ ~ひとり親支援の拡充~』
http://nyoki.mino-ch.com/e39551.html
に書いたように、平成28年度から支援は拡充した。
その結果、
貯蓄を増やし(条件により返済不要の)借入金も得られたと考えられる。
やはり、そこにたどり着くまでが問題として残っている。
シングルマザーが看護受験に挑戦 塾・親子指導で夢を叶えたい!は、あと34日で、約1人からの協力がないと支援が届きません。ひとりでも多くの方に広めてください! - Readyfor https://t.co/taJK5fVvrU
— 星野 健 (@JUKUHOSHINO) 2017年6月30日
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