結婚・出産に伴い、正社員比率が激減 ~岐阜県の事情~
2017年07月02日

~仕事を続けることが困難な状況~
舞田敏彦先生のブログ「データ・えっせい」に衝撃的な記事が。
2016.2.7の記事『結婚・出産による女性の正社員率変化』
http://tmaita77.blogspot.jp/2016/02/blog-post_7.html?spref=tw
「岐阜では,結婚・出産に伴い(57.7%→31.1%→13.9%)と、
7割5分も正社員率が減ることが分かります」
「これなども,子がいる女性が働きやすい環境がどれほど整備されているかを測る,メジャーとなるでしょう。」
結婚・出産に伴い4人中3人が正社員を辞めるという事実がわかりました。
さらに「子がいる女性が働きやすい環境にない」という舞田先生の指摘。
調べてみると、ありました。『岐阜県男女共同参画計画(第3次)』
http://www.pref.gifu.lg.jp/kodomo/kekkon/danjo/danjokyodo/c11234/index_19740.html
女性の就業に対して、岐阜県は全国と意識が異なっています。
「子供ができたら職業をやめ、大きくなったら再び職業につく方がよい」
全国30.8% 岐阜44.0%
「子供ができても、職業を続ける方がよい」
全国47.5% 岐阜26.8%
この意識が、実際の就業にも影響が出ています。2010年の国勢調査では、
女性の労働力率も、25歳~34歳では「全国よりも低く」、
35歳以降はずっと「全国より高く」なっているのです。
再び就業する場合、ほとんどが非正規職となるのです。
正社員を辞め、子育てに専念しているときに、
または非正規職として仕事をしているときに、シングルマザーになる。
岐阜県では正社員でシングルマザーとなる方が、他県より少ないのです。
そのため、看護職を目指す方も少なくないのです。
https://readyfor.jp/projects/KANGO2017
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