ひとり親世帯に困難が「凝縮」する社会 ~ビッグデータからも~
2017年07月10日

~看護奨学生はそれでもチャレンジ!~
実感していたことが、ビッグデータからも示されました。
生活保護のビッグデータ、大阪市と市大が初分析…女性は長期化傾向 - 産経ニュース https://t.co/zQEcDUAntN 「母子世帯の場合、働いていても子育て自体にお金がかかるため、なかなか貧困から脱出できない」
— 本田由紀 (@hahaguma) 2017年7月8日
「賃金など社会的要因による男女格差が受給長期化の原因の一つとなっている」という指摘も、記事には載っています。
確かに、大阪の例は極端かもしれない。記事にはこう書かれています。
「今回の調査で住民登録から受給開始までの期間の分析が可能に。他都市との比較はできないものの、男性では約2割、女性は約1割が半年未満で受給しているという根拠のある数値が初めて示された。」
しかし、母子家庭の場合における状況は全国的に同じだと感じます。
岐阜における女性の状況は、さらに「子育て意識」で追い込まれています。
結婚・出産とともに正規職の76%の方が、仕事を辞めます。
その時間が家事・育児労働となり、日本一長い時間を費やすことに。
そして子供が大きくなると、非正規労働し家計を支え、家事・育児は継続。
この環境の中で、シングルマザーとなった場合どうなるのでしょうか。
家計と家庭を支えるのは、大変な状況なのです。
まさに「困難が凝縮」しているのです。
塾・シングルマザー看護奨学生は、それでも挑戦します。
もともと少ない時間から、勉強する時間を見つけ出し、合格を目指すのです。
https://readyfor.jp/projects/KANGO2017
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