外邦図(がいほうず)とは ~貴重な資料を岐阜県図書館で~

2017年09月26日
外邦図(がいほうず)とは ~貴重な資料を岐阜県図書館で~
 ~10月9日まで 岐阜県図書館2階~

貴重な資料を見た。
県図書館でふと2階に行ったときに、目にした。
普段は1階にしか行かないが、案内を見て興味がそそられた。
岐阜県図書館では地図の収集・デジタル化が進んでいるようだ。
http://www.pref.gifu.lg.jp/event-calendar/c_27205/gaihouzu.data/gaihouzu.pdf
外邦図(がいほうず)とは】
(1) 旧日本陸軍参謀本部陸地測量部がアジア・太平洋などを中心とする地域を対象に、戦略・戦
術やその土地の統治(インフラ整備や徴税なども含む)などを目的として作製した地図のこ
とです(外邦図に対して、国内の地図は内邦図といいます)。
(2) 外邦図はその性格上、終戦とともに焼却されるか、占領軍に接収される運命にありましたが、
その価値を評価していた地理学者や参謀本部少佐により、参謀本部から大学や地理調査所
(国土地理院の前身)へ運び出されました。

「ソロモン諸島(ガダルカナル島)外邦図」
には、細かい朱筆が書いてある。
道の幅、状況…実に細かい内容まで記されている。
現地に行かなくても作戦が立てられるよう、データが書かれている。

頭に浮かんだのは「シミュレーションゲーム」だ。
「信長の野望」シリーズをしている感覚だ。時間を止め、
自分は「安全な場所」で、軍をどう動かすかを考えるゲーム。
そして戦力を使い奪い取る、または防衛するのだ。人はそのために消耗され、補完される。

もう一つ浮かんだのは、この夏に見た番組だ。
インバール作戦の地図もある。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170815
今年、一番インパクトのある番組だった。

これからも、いろいろな資料を目にすることがあるだろう。
いろいろな思いを持ちつつ「資料を何とか保管したい」という人たちが、少なくとも「居た」ということだ。
資料には価値がある。
「過去を『今の人』が評価をする」ために。
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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)時事
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