平成医療短大も四年制化へ ~岐阜県内看護系短大が消える~
2017年11月24日

~シングルマザーの選択肢がまた狭く~
前年度、シングルマザーで看護職を目指す方に朗報があった。
高等職業訓練促進給付金の上限が36ヶ月となった。
今まで、2年だったため准看護学校への進路だけを考えていた方が、
前年度から看護学校3年過程、看護短大を狙えるようになった。
しかし、今年度厳しいニュースが流れている。2校は2019年に、
県内看護短大3校すべてが数年内に四年制化するとのこと。
以下『岐阜新聞web』11月23日の記事
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20171123/201711230939_30993.shtml
『平成医療短大看護学科の数年以内の四大化を検討している。』
もし、2校が先行して四年制化すれば、
平成医療短期大学は新卒高校生の人気が、さらに高まるだろう。
また、公立・私立の看護学校3年過程の厳しさが増すことが予想される。
勉強だけに専念できないシングルマザーにとって、社会人入試のハードルが高くなる。
かと言って、四年制大学に進学することは費用的にも厳しい。
1年多く通うことで給付金が打ち切られ、学費は払い続けることになる。
たとえ社会人入試で合格できる状況だとしても、進学をあきらめる方が大多数となるだろう。
再び准看護から第二看護学校への進路へと、来年度からは変えていくことになるのかもしれない。
今年、短大が狙える方は今のうちに。
さしあたり、それしか言いようがない。
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Posted by 星野 健
at 00:01
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