「看護師 岐阜県 シングルマザー 学校」での検索から
2016年01月15日

~タイトル「」内の言葉で、私のブログへたどり着き…~
先月、読まれた記事は
「羽島コストコ関連」「看護受験関連」
が拮抗していた。
コストコの影響力は大きかった。
今月になり、私のブログにたどり着いた検索数に大きな変化が。
「看護師 岐阜県 シングルマザー 学校」
で、私のブログにたどり着いた方が一気に増えている。
確かに、シングルマザーの方からの相談が、今の時期、毎年再び増える。
「今から受験勉強をして、4月から通える学校は」
という質問から、相談はスタートすることが多い。多くは、公立看護学校の相談である。
出願がなんとか間に合う愛知県受験も含め、
「今からの受験勉強では、ほとんどの方が間に合わない。」としか、私はには言えない。
「では、1年後ではどうか」
と続けての質問。しかし、これについても明確な返答はできない。
自分の高校生時代の学力に戻すことはまだ、できる。
それ以上になりたいのなら、相当な努力が必要である。と、私は返答。
「じゃあ、どうすればいいの」
となる。とにかく合格し、看護の道へ早く歩みたいのなら、
准看護学校→第二看護学校の道を勧める。
准看護学校の場合、今からでも合格できる可能性はまだあるかもしれない。
もしくは、進学資金を貯めて
短大併願・公立看護学校にトライ
となる。ただし、受験スタート時期は遅れる。
その間に勉強も、並行して進める。受験勉強が長引くのである。
母子家庭等自立支援給付金
http://www.city.gifu.lg.jp/10263.htm
この給付金(返済不要)を受け取り、学ぶことができる。
このことも、シングルマザーの方には説明する。
ただし、上限2年。そのため3年以上通う場合、資金不足になる3~4年目が厳しい。
実習と重なり、働けない。国家資格試験の勉強も必要。そのため収入源が断たれる。
卒業時に、国家資格が取得できればいいが、合格率は90%程度。
不合格の場合、また、受験勉強となる。
ただし、准看護師資格試験を滑り止めに受け、合格すれば、
「准看護師として」働くことは可能。
しかし、働きながら看護師受験に向かうこともまた、
大変な努力が必要となる。次に必ず受かる保証はない。
それに対して、岐阜県内の准看護学校の資格取得率は、ほぼ100%
入学者が卒業生する比率は70~90%程度で、年度・学校により異なるが、
卒業まで頑張り続ければ、資格はまず取得できる。
シングルマザーにとって、2年間で資格を取得できる准看護学校は「貴重な学びの場」となる。
シングルマザーは、自宅での学習時間が、常にあるとは限らない。
「働いていることを前提として」授業を進めている准看護学校は、
1日のコマ数が少なく、拘束時間も短い。
このことが、彼女たちにとっては助かる。
岐阜県内の大学・公立看護専門学校は、高校新卒、いわゆるストレーターが多数派。
それに対し、准看護学校はストレーターは少数派。
20代、30代の同世代が主流。
准看護学校なら、自然なままで、気を使うことなく過ごすことができる。
准看護学校の最大の魅力は、多様な仲間に出会えること。
いろいろな環境を経て、いろいろな経験をした人が集まる。
周りの人を理解するだけでも、看護が目指す
「人のすべてを学ぶ」ことにつながる。
確かに、准看護学校から第二看護学校へ進むと、
看護師になるまで、4~5年もかかる。
欠席に対しても、大学と違い、かなり厳しい。
実習が准看護学校でも、第二看護学校でもあり、つらいときが増える。
このように、デメリットも少なくないのことは、事実。
高卒ストレートで、大学・短大・看護学校へ進学することに越したことはない。
しかし、准看護学校から第二看護学校への進路がもしなかったら、
看護師を目指せなかった方も、いる。
岐阜県内第二看護の卒業生は、本当によく努力している。
国家資格取得率も、全国平均90%よりも、常に高い。
特に、シングルマザーにとって、この進路は、
金銭面のことだけでなく、「命綱」となっている。
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Posted by 星野 健
at 00:01
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