白河桃子さんのプレゼン ~非正規の賃金が上がれば子どもの貧困も減る~
2016年02月28日
【ブログ】同一労働・同一賃金への道のりは? 第五回一億総活躍国民会議でのプレゼン https://t.co/mzscY3lNxa
— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2016年2月26日
「日本のシングルマザーの5割以上が相対的貧困ラインを切っており、彼女たちの貧困がそのまま6人にひとりの子どもの貧困とつながっています。」
「彼女たちの8割が就労しており、しかし5割が貧困です。就労の5割がパート・アルバイトなどの非正規労働です。」
「児童扶養手当が32年ぶりに増額となり、この児童扶養手当の増額により、ひとり親家庭の貧困率が54.6%から3%、削減されるそうです。しかし80億円の予算で3%。それだけ厳しい状況だということです。」
「非正規と正規の賃金格差を是正することは、シングルマザー、子ども、若年女性、高齢女性の貧困問題を解決し、経済的困窮からくる児童虐待を防ぎ、若い男女の結婚や出産の希望に大きく貢献します。」
「専門でないから、ほかの方に時間を…」という考え。
その選択もありだと、私も思うことがあります。
専門の方の意見を聞いて、それから発言をする。
これでも会の意味はあると思っています。
その場に集まるメンバー
その専門における能力
誰が発案するのか…
状況を見極める力も必要でしょう。
赤石さんとやり取りの中で学び、
代弁した部分。
自分の考えとしてまとめた部分。
時間内に発言できるように、まとめる力。
さすがです。他にするべきことと並行し、
短期間に、これだけのことをされました。
素晴らしいプレゼンだと思います。
是非、この意見が生かされることを願っています。
非正規労働が、女性に与える影響については、
シングルマザーに限らず、厳しい。
舞田先生による可視化で、その状況がよくわかる。
未婚非正規女性の年収分布図。 pic.twitter.com/qDauCuqjnD
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2016年2月26日
未婚非正規女性の出現率曲線。決して少数派ではない。 pic.twitter.com/XwHvnvDwm3
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2016年2月26日
舞田先生の指摘は当たっている。
確かに、このグラフが真横に平行移動することは考えにくい。
しかし、どの程度右斜め下にずれていくのだろうか。
何も手を打たなかった場合、大変なことになるのは想像できる。
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Posted by 星野 健
at 00:01
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