中学教科書が重い ~15年前と比べてみる~
2016年06月16日

~白い「肩掛けカバン」は、どこへ~
教科書改訂で、中学教科書がさらに重くなった。
例えば岐阜市で使われている大日本図書数学1
15年前・ゆとり教科書は、B5版187ぺージ(学習は178ぺージまで)
今ではA4版311ページ(学習は260ページまで)となった。
読み物のページ、小学校の復習、中学の問題の振り返りと、
巻末の特集が50ページ程度まで膨らんでいる。
上質紙・カラーページの増加・切り取りのできる展開図…
本の大きさも大きくなり、1冊でもその重さは、かなり違う。
私が中学で使っていた「肩かけカバン」
今ではすっかり、見られなくなった。
私の近くの中学校は、大きなリュックサックで登校。
両肩でないと、あの重さを支えることは厳しくなった。
中学の先生方は、今年の教科書がさらに重たくなったことを、
「問題として」とらえているのだろうか。
「仕方がない」と、あきらめているのだろうか。
そんなことに、気づく「ゆとり」さえ、ないのだろうか。
そして、こんなニュースも。
教材の無償提供問題、岐阜の県立高1校にも 大修館書店:朝日新聞デジタル https://t.co/uvQVMxDT6O
— 星野 健 (@JUKUHOSHINO) 2016年6月15日
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Posted by 星野 健
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