岐阜県の特殊性② ~待機児童問題 瑞穂市と岐阜市~
2016年07月10日

~待機児童問題とは無縁だったが…~
待機児童問題。岐阜県にはほとんど存在しなかった。
武蔵野大学・舞田敏彦先生のツイッターより
https://twitter.com/tmaita77/status/724601899341615105/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw
その理由は、前日の特殊性①結婚・出産による「離職により」問題とならなかった。
しかし、岐阜市のとなり瑞穂市では最近よく話題になる。
http://www.city.mizuho.lg.jp/1901.htm
「この待機児童数は国基準で定義される「保育所等利用待機児童」であり、(他に利用可能な施設があるにも関わらず)特定の保育所を希望して待機する場合や、保護者が育児休業中の場合などは含んでいません。このため4月1日時点では、待機児童数のほか28名のかたが保育所の入所待ちとなっており、全体では51名のかたが入所待ちとなっています。」
瑞穂市は人口増加中。また、平均年齢も県内で一番若い。
20代~30代が結婚を理由に転入している。
そのため、待機児童問題が、このところ毎年のように話題になる。
県外からの流入により、岐阜県の特殊な意識を払拭しているとも言える。
そして、対策を次々と打っている状況。
しかし、予想よりも人数が増えているため、
問題が毎年のように起こっている現状。
解消に向け努力する姿が、HPからも伝わる。
岐阜市には待機児童はいない。なので入所待ちの情報もない。
待機児童問題は「存在していない」ことになっている。
平成27年度行政水準比較でも、基本施策No.20で「0」と、はっきり示されている。
http://www2.city.utsunomiya.tochigi.jp/DataBank/DATA/gyouseisuijyun/syuukei.pdf
同資料より、0~2歳児保育である「乳幼児保育」「延長保育」は
No.22 乳幼児保育 岐阜市65.2%で41位 中核市平均91.4%
No.23 延長保育 岐阜市63.0%で35位 中核市平均84.2%
という実施率と、中核市43市の中での順位。
同資料では、女性の労働力率についても43市中での順位が示されている。
岐阜市は15歳から19歳が15位。40歳からは年齢が上がるにつれて、
15位から一ケタへ順位が上がる。せいん系内職文化も、高齢者にはある。
それに対して20歳から34歳までは、ずっと27位の状況。
「結婚・子育て期に一旦離職し、30代後半から復職する」
岐阜市では「ニーズがないから保育環境を整えない」という状態。
再び仕事に就く場合、岐阜では非正規の仕事、または正規介護職が多い。
シングルマザーが一人で家計を支えるには、やはり厳しい状況となる。
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