岐阜県の特殊性③ ~共働き女性、家事・育児時間日本一~

2016年07月11日
岐阜県の特殊性③ ~共働き女性、家事・育児時間日本一~
~岐阜県男性の家事・育児時間は1日約25分~

子どもが幼いころは仕事を離れていたが、
保育園入所とともに、仕事へ復帰される方も増えていく。
お子さんが保育園に行っている時間に働くことになり、
延長保育の有無がやはり、労働時間にも影響している。

武蔵野大学・舞田敏彦先生ブログ「データえっせい」2016.5.20
http://tmaita77.blogspot.jp/2016/05/blog-post_20.html?spref=tw

正社員比率が低い岐阜県の女性の家事・育児時間は434分で日本最長。
正社員比率が高い山形県の女性の家事・育児時間は209分で日本最短。
その差は一日あたり、3時間45分となる。一方で、男性の家事・育児時間は、
岐阜が25分。山形が36分。結果、男性育児分担率は岐阜が約5%、山形は15%となる。

岐阜県の場合、妻が再び仕事に就くことになっても、
男性の家事・育児に対するスタンスは「変わらない」状況なのだろう。
WLB指数、家事・育児分担率ともに全国と比較し、かなり低い。
国際比較のグラフでみると、岐阜の存在はとんでもない位置にあることになる。

結婚・出産・育児を通して、正規職から離れ、
家庭・社会とのかかわり方が、大きく変化する岐阜県の女性。
出産を通して、家庭・育児を全面的に担うことになります。
しかも、再び仕事に就くことでその負担が軽減されるわけではないのです。

保育所へ通い始め「できた時間」は、短時間労働へと変わります。
しかしその労働は、正規職➡非正規職へと変化している方が、
他県と比べて非常に多いのです。この岐阜県における特殊性が、
これからの話のベースになることを、理解していただければ幸いです。

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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)ひとり親支援男女共同参画サポーター
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