塾・ほしの　塾長のつぶやき

　～岐阜聖徳学園高校にて～

昨日から3日間、岐阜聖徳学園高校にて
「看護師にチャレンジ」～中学から考える看護師への道～
という講座を開催している。
初日の昨日は欠席者が３名。それでも私の講座は、ほぼ満席だった。

気になるのは、講座受講生募集方法。
70ほどある講座を、10ブロックに分けて、それぞれのブロックから
第一志望を選ぶ方式。ブロック内の「相対的１位」
として、講座を選んでいる人もいる。

つまりは、第一志望の方から第十志望の方まで、
私の目の前に存在していることになる。
しかし、その区別を見た目でつけることはできない。
ましてや、先入観を持って接することもできない。

そこで、私はある仕掛けを思いついた。
看護協会から去年いただいたパンフレットが余っていた。
「このパンフレットがほしい人は、取りに来て下さい」
と、受講生に呼びかけてみた。

すると、パンフレットを取りに来た受講生は半数弱。
第一志望または、それに準ずる受講生は過半数ではない。
急遽、看護の話の比率を下げ、進路全体に関わる話の比重を上げることにした。
「できるのか、できないのか」…出たとこ勝負だ。

講座は静かに、集中して聞いていただけた。
また、途中の演習も興味を持っていた方がほとんどだった。
講座終了後のアンケートでは、やはり約半数は第一志望ではなかったようだ。
それでも「受講してよかった」との感想が多く、変更したことで受け入れられたようだ。

本日は３日間で唯一、空いている席がある日。
学校見学を予約していない方は、当日予約で受講が可能とのこと。
中学生3年生の方、その保護者の方は参加希望の方は、
受付で、その旨をお伝えください。