リカレント教育 ~支援者として~
2016年10月21日

~学び直すには、ハードルが~
オーストラリア・シドニーへ行ったときに感じた。
平日・昼間にも成人男性の姿をよく見かけた。
彼らは2~3年で「条件のいいところ」へ転職するのが普通という。
そのための「学びなおし」もする。だから、仕事をし続けているわけではないとのこと。
日本でも、大学院のハードルは下がっていると感じる。
場所も駅に近くなり、入試も楽になってきた。
しかし、時間的な負担・経済的な負担は個人となる。
私自身も学びたいことはあるが、通信制が限界かと感じる。
「大学院で学ぶために必要な「お金」「時間」「努力」。日本では、そのほとんどを学ぶ個人が負担している。学ぶ個人の自主的な負担に、社会や企業が、いわば「ただ乗り」している構図。これでは持続的に社会人の学びを促すのは難しい。」 https://t.co/kzwfnPAmKD
— 本田由紀 (@hahaguma) 2016年10月19日
こうなると「学びが投資」となり、
その負担分の「回収」ができないと、チャレンジできない。
日本では、一部の職種にチャレンジする学びがターゲットに。
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_education.html
「自助ありきの公助」という印象だ。
そのため、私の塾には2年以上働いた後、
この給付金を頼りに、第二看護・准看護受験をする人も通ってくる。
その受験勉強にも、時間・経済的な負担がかかる。
学びなおしをするには、まだまだハードルは高い。
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Posted by 星野 健
at 00:01
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