「克服」だけが、道ではない ~いろいろな機会で勝負~
2016年12月23日

~行きたい学校は、決まっている~
手と額に汗。字が書けないほどの緊張感。
塾での対策演習で、いつもならできる問題も、解けなくなってしまう方がいる。
こういう方は、毎年のようにいる。
「テスト不安」が、強すぎるのだろう。
テストでは、条件が重なる。
①時間の制約
②慣れない場所
③答えが合わないと、点数にならない
家庭での学習、普段の塾での学習では、
①~③は関係なく「解ける」ことが目標。
急に①と③の条件が加わると、できなくなる人もいる。
「慣れ」による克服を、まずは目指す。
同時に「気軽な受験」も行う。大学・短大進学では、
「併願推薦」は特に有効な手段となる。今や岐阜県内は浪人率5~6%の時代。
もし、本命の学校がダメだったとしても、
進学先がある「安心感」が、テスト不安を和らげる。
高校受験でも同様。
私立高校・通信制高校との併願は、テスト不安を和らげる効果がある。
クラスのほとんどが高校進学をする中で、
公立一本勝負での不安は、計り知れない。
一番難しいのが、専門学校・各種学校受験。
複数校併願により浪人リスクを減らす。本命校受験を後にして、気楽な受験をする。
「もったいない」かもしれないが、合格した他校にとりあえず納入金を入れる。
一年浪人することを考えれば、その費用も「仕方がない」と考えられる。
「克服」だけが、道ではない。
不安があるなら
「不安を出来る限り小さくする」ことを、
本命校受験前に、済ませておきたい。
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