大垣方式 看護師勤務時間の変革
2015年02月12日

~大垣市民病院の看護師勤務時間~
気になる記事がある。
「2交代制勤務中止を」東佐賀病院看護師ら訴え
2015.2.10 佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/154968
結核・呼吸器病棟の1棟で夜間2交代制を採用し、午後5時半から翌朝9時15分まで4人で対応している。
2交代制の病院は増えている。
働いている看護師さんからも、
日勤・深夜や準夜・日勤のある3交代よりもいいと、聞いたこともある。
岐阜市内でも、村上記念病院や岐阜県総合医療センターなどが、
日勤8時間、夜勤16時間での勤務だ。
大垣市民病院は「変則三交代」という勤務になっている。
http://www.project-linked.jp/?p=8251
日勤(8時30分〜17時15分)、
中勤(12時45分〜21時15分)、
夜勤(20時30分〜翌9時15分)
の変則三交代勤務で、深夜に交代がなく、公共交通機関を利用する看護師には好評を得た。
今ではこの勤務形態をベースに、各部署の特殊性に合わせた夜勤・交代制勤務が採用されている。
確かに、この勤務だと夜勤11時間労働が最大。
中勤では、子供の送り出し、夜寝るときの様子もわかり、
夜勤でも、子供との夕食の後の出勤となる。
学校入学後の生活には、対応がしやすい。
大垣市民病院では、育児中の看護師に対応した勤務も生み出している。
日勤短縮勤務、そのシステムを支えるための夜勤専従、院内保育所など、次々と手を打っている。
2交代・3交代の「どちらがいい」ということではなく、
実情に合わせて看護部が、「勤務を自ら変革する」というところが、素晴らしい。
この動きが、他の病院・女性が24時間働く職場に広がることを期待したい。
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