シングルマザー看護奨学生は今 ②准看護受験生の場合

2015年05月29日
シングルマザー看護奨学生は今 ②准看護受験生の場合
~准看護師を目指します~

 6名のうち1名は、准看護学校を受験する予定です。
現在、社会人として働いています。
看護師になる夢を実現させるために、
「准看護学校の受験」を選択しました。

 現在、試験科目である国語の語彙を増やす問題集と、
数学の基礎計算からの復習の問題集、
社会の基本用語暗記本を教材とし、自宅学習を続けています。

 8月からの通塾で、暗記科目の定着と、数学の基礎計算の習熟を図ります。
指導教科が多く、基礎の後に応用力をつけるので、個人指導の時間が多くかかりそうです。
入試が1月末から2月上旬にあり、第二看護受験の5名より遅くまで受験勉強をすることになります。

 看護師になるなら「看護学校へ」という選択を?
と、私だけでなく、皆さんも感じていることでしょう。
しかし、シングルマザーの方の看護進路選択では、
圧倒的に「准看護学校」が多くなるのです。

 「母子家庭等自立支援給付金事業」
http://www.city.gifu.lg.jp/10263.htm
高等技能訓練促進費  月額100,000円 または 月額70,500円
修業期間の全期間(上限2年間。)

 看護大学は4年、看護短大・看護専門学校は3年のため、
選択肢から外れることが多くなります。実習や資格試験の勉強で、
「一番忙しく、アルバイトもできない時期」に、支援が打ち切られるのです。
残り1~2年が厳しくなり、自己資金がよほどない限り、選択肢として成り立たないのです。

 准看護学校は2年間です。
給付期間だけで卒業が可能です。
そのため、看護師を志望しても、
「准看護学校から第二看護学校へ」進学する方が、多いのです。

 第二看護学校へ進学する費用は、准看護師として働きながら通うことも、可能です。
また、准看護学校通学時に、病院・診療所から奨学金を受けていない方は、
将来「看護師として」働く病院からも、「条件により返済が不要となる奨学金」
を得ながら通うことも、可能になります。

 最初のハードルも、そして次のハードルも「受験」です。
受験にかかる費用さえ「乗り越える」ことができれば、
准看護学校→第二看護学校の道を選択すれば、
「費用の心配」は、かなり少なくなるのです。

本日より、クラウドファンディングReadyfor?で、
プロジェクトが公開となりました。
https://readyfor.jp/projects/KANGO

シングルマザー看護奨学生6名の方に、
8月から1月まで塾に無料で通っていただくことを目指します。

ご支援よろしくお願いします。
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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)ひとり親支援
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