連日 第二看護推薦入試の相談

2015年08月03日
連日 第二看護推薦入試の相談
 ~これだれの変化があれば…~

 7月31日に県衛生のオープンキャンパスがあった。
その直後から、ブログのアクセス数が急増。

その当日、翌日…と塾での「第二看護相談面接」が続く。この環境で
「どんな進路選択が、自分にとってbetterか」
「リスクを取った場合、その後、どのような選択になるか」
特に、学校成績のいい生徒さんは悩み、時間が長引く(その逆もまた、真なり)。

 県衛生のオープンキャンパスでは、定員70→40の削減説明はなかったようだ。
(個人的に教務の方に、聞いた方はいた)
太田県議会議員指摘のような「丁寧な説明」を期待していたが…
http://nyoki.mino-ch.com/e25085.html

 太田岐阜県議会議員のブログ 7月8日「厚生労働委員会」
http://gifu-ohta.jp/?m=20150708
より理由を抜粋すると、

「准看護師よりも看護師を増やすことが言われる環境で、」
①「県立衛生専門学校の第二看護学科は岐阜県立なのに
 同様の養成課程のない愛知県内からの生徒が多く、その人たちが愛知県内に就職することが多いという課題」
 →「岐阜県の予算を使って」愛知県民のため、愛知県の病院の看護師を育てているという感覚か。

②「私立大学の看護学科が増える一方で、
  看護師養成課程のなかで必要な病院での研修がタイトになっているという指摘」
→確かに、前年度認可の岐阜聖徳学園看護学科の実習先は、県外も多い。
   しかし県外は、「より先端的な病院に絞り込んでいる」というメリットも感じる。

③「県立衛生専門学校の教員も定数が増えないなか負担が重くなっているという問題」
  →予算の関係もあるが、第一看護が生徒90人に対し専任教務7名。
    第二看護は生徒140人に対し専任教務8名。実習も含めると負担はかなり大きい。
    第二看護の教務は、生徒に対して時間を割くことが厳しい環境にある。

「そうしたことについて、私は昨年の県議会本会議質問で定数削減を検討するよう指摘していました。」
④「医師会や看護協会などもご理解もいただいたということで、この課題ひとまず前に進むことになりました。」
  →定数削減は「去年提案で今年度入試改革というスピードで」医師会・看護協会も理解しているという状況。
   「強行突破」ではなく、手続きをしっかりと踏んでいる姿勢が感じられる。

「ただ委員会でも指摘したのは、養成課程の定数を減らすことが看護師が足りないというなかで
誤解を招きかねないので、このことを公表する際は正しい理解をいただける丁寧な背景の説明をして欲しいという点です。」
  →確かに客観的に、世間には伝わりやすい説明。この一文で、配慮もされている。
  →しかし、受験生に話しても「理解は得にくい」説明のため、教務の方も話せなかったこともまた、わかる。

受験生の立場からすれば、
①②③は「すべて『数を増やせば』済む」という思いはある。
「定員を増やし、県民の実数を増やす」「実習先を増やす」「教務の数を増やす」ことで、確かにうまくいく。
自分たちの進学も、さらに楽になる、と。しかし世の中の環境は変わり、さらに県には「予算がない」、と…。

こういった内容を、ご理解ください。
と、なぜか私が塾で説明している。


なぜ今、ここで解説しているのかと言えば、
面接に来るほとんどの方が、このブログを読んでいるためだ。
それなら「この部分は、ブログで」解説することにした。
私にとっては、時間節約となる。

置かれた「環境」については、誰もが変わらない
本題 すなわち「時間をかけたい」ところは、この後。
受験する「対象」となる学校と、受験をする「自分」のマッチング。
ここにこそ、時間をかけたい。






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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)
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