看護師国家試験合格率 内訳
2014年09月19日

第二看護学校は大学並みの合格率
気になる記事を見つけた。
更なる看護大学の新設を!少子化に逆行して高まる大卒看護師人気
投稿日: 2014年09月17日 ハフィントンポスト
http://www.huffingtonpost.jp/kohei-mori/nursing-university_b_5833606.html?utm_hp_ref=tw
より
「大学入試の際の偏差値と4年後の看護師国家試験の合格率には相関関係がないことが分かります。多くの看護大学では大学入試の試験科目として数学、英語、理科が中心であり、大学によってはこれらの科目のうち、1~2科目を選択するという形式をとっている大学もあります。
看護師国家試験の内容としては看護に関する知識が大半を占めますので、理科、特に生物に関係する知識が主になります。このように、大学入試の際に判断基準となる教科と看護師国家試験の科目の間に関係がなく、単純に教科に対する得意不得意が影響するという可能性も考えられます。」
看護入試の在り方。
中学レベルの国語・数学 + 看護学で進学できる第二看護学校の看護師国家試験合格率からも、それは感じる。
新卒者に限れば、大卒と第二看護学校(2年課程養成所)の看護師国家試験合格率はほとんど変わらず、
短大卒よりも例年、看護師国家試験合格率は高い傾向にある。
第103回看護師国家試験合格状況 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/siken05-02/dl/kangoshi_jyoukyou.pdf#search='%E7%AC%AC103%E5%9B%9E+%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%B8%AB+%E5%86%85%E8%A8%B3+%E5%90%88%E6%A0%BC%E7%8E%87'
既卒者の合格率は、大学が70%を超えている。「やればできる」学生が、本気でやり直せば合格できている(※今後は私立大の増加で、この数字も下がってくるかもしれない)。
第二看護の既卒者合格率30%との差は、独学ではやり直せない、
または、「准看護師」として働くことができるため、仕事との両立ができないからかもしれない。
「質」が問題になるのは、「既卒者」になった場合だ。
要は「学生の質」より、各学校での「看護教育の在り方」により、合格率は変わるのである。
スポンサーリンク
Posted by 星野 健
at 01:27
│Comments(0)
│看護
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。