リカレント教育へ 2015年からのテーマ
2014年12月31日

~再教育への動き まずは平成30年までをめどに~
辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書より
http://www.weblio.jp/content/%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E6%95%99%E8%82%B2
リカレント教育 recurrent education
OECD(経済協力開発機構)が提唱した生涯教育構想のひとつ。リカレントは、「循環する」ことを意味し、従来の教育が学校から社会へという方向で動いていたのに対し、一度社会に出た者の学校への再入学を保障し、学校教育と社会教育を循環的にシステム化することを課題とする。
文部科学省(文部省)では、「リフレッシュ教育」という用語で、社会人・職業人が新たな知識・技術を修得したり、陳腐化していく知識を再生するため、大学院や大学等の高等教育機関において行う教育を推進している。リフレッシュ教育はリカレント教育の一部であり、職業人を対象とし、職業上の知識・技術を内容とし、大学院・大学等で実施される教育をさすとされる。「大学制度改革」の中でも、リフレッシュ教育を意識した夜間大学院、社会人特別選抜入試などの試みが行われている。
この言葉に私が出会ったのは、本田由紀先生の本
「社会を結びなおす」 (岩波ブックレット)
だった。この本は意識的に、何度も読み返している。
「一度社会に出た者の学校への再入学を保障し、学校教育と社会教育を循環的にシステム化することを課題とする。」
確かに、課題であった。
社会人に対して、塾で進路決定をするとき、
再入学に際して、特に金銭面での保障がなかった。
それが、つい最近、整ってきた。
http://nyoki.mino-ch.com/e22236.html
制度は10月から、対象となる学校が12月になり、一気に増えた。
これはありがたい。
当面の間、2年間、雇用保険に入っていた人が対象
平成30年までは、教育訓練支援給付金も。
政府広報オンライン
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201408/1.html
専門実践教育訓練の教育訓練給付金を受給できる方のうち、受講開始時に45歳未満で離職しているなど、一定の条件を満たす場合には、訓練受講をさらに支援するため、「教育訓練支援給付金」が支給されます。教育訓練支援給付金は、平成30年度までの暫定措置です。
とのこと。
この話を、塾で昨日から話し始めた。
塾で指導している生徒の一人が、ちょうどこの条件に当てはまった。
その生徒は、
「選択肢が増える」
との期待。
「あきらめなくても、なんとかなるかもしれない」
という気持ち。
言葉で表してくれた。
「リカレント教育へ」
2015年からの、私のテーマになった。
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