教育とは触媒である ~自己肯定感を高めて、次のステージへ~

2019年03月28日
教育とは触媒である ~自己肯定感を高めて、次のステージへ~
 ~反応を促進し、引き出していく~

ITC教育について今、個人的に学びを進めている。どうやら「個別化」へ行きつくようだ。
挙手発言・指名・ノートづくり・小テスト…それを無くすことも可能となる。
そうなると、それを評価することもなくなる。「学ぶ過程の記録」と「中間・期末」の2つからの評価となる。
今までの積極性・字の綺麗さ・カラフルな書き込み…確かにどれも学びの本質ではない。

挙手発言。私も中学の時「苦手」だった。
出来る限り、手を上げずに済ませたかった。
みんなが分からない・発言がない時に、よく指名された。
突然の指名で気持ちが揺らぎ、うまく表現ができないことが多かった。

ノートづくり。私はルーズリーフをファイリングして使っていた。鞄が軽くて済む。
きれいにノートを作らないと…という強迫的な思いは持ちたくなかった。
なので、問題演習の跡と「忘れそうなことの記録」しか書かなかった。他人から見れば落書きだ。
「自分が後で振り返ったとき、分かればいい」という思いしかなかった。

なので学校の先生からの評価は低かった。当然のように学校での成績は、
同じ学校群を受験した生徒の中では、一番低かったと記憶している。
しかし高校に入学した後、余分な苦労はなくなった。
座席順での指名、テストでの評価が主体となったからだ。

手段さえ変わってしまえば、
「勉強そのもの」とは関係ないことは、
考えなくて済むこととなる。
当然、気持ちが揺らぐこともない。


手段から解放された生徒は「学びそのもの」に、アプローチができそうだ。
「ありのままの自分」をノートに残し、配信された内容で、いつでも確認ができる。
双方向のやりとりで、先生と仲間と学びを深めることもできる。
授業に欠席した場合でも、配信による記録で、いつでもどこでも学ぶことができる。

「教育とは触媒である」
教師になる私へ、大学ゼミ恩師からブレゼントされた言葉だ。
良いものを引き出し、自己肯定感を高めいてく過程をサポートする。
テクノロジーの進化により、より本質的な方向へと教育は変えられる気がする。
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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)岐阜聖徳学園高校教育全般
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