1人1台iPadでの授業へ ~岐阜聖徳学園高校1年生~
2021年04月17日

~ICT教育3年目~
金曜日から、岐阜聖徳学園高校1年生の授業でiPadが使えるようになった。
1人1台iPadがあるため、その使い方により授業が変わる。
岐阜聖徳学園高校でのiPadでの授業は3年目となる。
今までの蓄積を生かし、更なる活用を探る1年にしたい。
授業開きの1時間目は、講師である私のみがiPadを持っている状態。
黒板にそのiPad画面を写し、説明をすることにのみ使った。一方向での使い方だ。
2時間目からは生徒の手元にもiPadがある。
これにより、双方向でのやりとりが可能となる。ここが最大のメリットだ。
挙手発言なし、プリント配布なし、紙媒体でのノート提出なし。
説明はiPadで行うことにより、ノート内容は完成されている。
補足・説明を記入しさせるだけとなる。生徒に黒板に解答を書かせることもない。
これらのことにより「知識を伝える部分」「確認する部分」に、時間を割くことが大幅に減った。
増えたのは、自分で考える時間。そして、その考えを表現する時間。
仲間の考えと自分の考えを比較する時間。また、余った時間をそれぞれが個に応じて使える時間だ。
理解が厳しい場合、動画等で再学習。余裕がある場合は、更なる学びへと時間が割り当てられる。
集団で一斉に取り組む時間が減り、個・状況に応じて能動的に時間が使えるようになった。
『ICTで授業を始めると、元の授業へは戻れない。』
今の私は、そんな感覚になっている。
※週末はブログを休みます。次回は19日・月曜日更新予定です。
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