泣きっ面に蜂 ~岐阜聖徳学園の授業で~
2016年06月08日

~悪いことが重なることも~
岐阜聖徳学園、北舎4階での授業。
この時期は冷房がなくても、窓を開けていれば涼しい。
北校舎の廊下側からは、川が見える。
鳥も訪れるのどかな河原の風景。私は気に入っている。
今日もいつものように、授業をしていた。
教壇から降りたとき、脚が「ギクッ」とした。
上履きが着地したと同時に、少し斜めに降りたので、
弱っていた縫い目部分が破れ、上靴が壊れてしまった。
生徒の笑い声の中、上靴の修復作業へ。
黒板に演習問題の解答を、生徒に板書させている間に、
テストを挟む「用箋ばさみ」で、応急処置完了。
ちと、足を入れるにはきついが、なんとかなった。
板書終了後の解説を始めようとした矢先、
廊下に近い入り口付近で解説していた時、
「先生、うしろ!!」と、大きな声が。
振り向いたときにまた、応急処置の靴が壊れた。
見上げると、おおきな足長バチが。
今年もやはり、そこそこの大きさがある。
毎年のことだが、相手が「向かってくる意志さえ」なければ、
そのまま、様子をうかがうことにしている。
しかし、このクラスは1年生。
まだ、ハチに慣れていない。聞いてみたが
ミツバチ農家のご子息も、今年はいないようだ。
しばらく蜂の観察とともに、授業をすすめた。
やがて、再び私の方へゆっくりと飛んできた。そして
ゆっくり廊下へ飛び去り、廊下の窓から出ていった。
教室での「様子をうかがう飛び方」でなく、河原へは勢いよく飛んで行った。
廊下の窓を閉め、事なきを得る。
しかしその間、2度ほど上靴が壊れ、脱げた。
思わぬことで、思い出に残る時間となった。
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Posted by 星野 健
at 00:01
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│岐阜聖徳学園高校
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