奨学生入試という方法も ~手厚い私立の指導~
2016年10月23日

~視野を広げて、花咲く道へ~
大学奨学金の給付案が話題となっている。
「貧困家庭の子が進学したければ、裕福な家庭の子よりも努力しろ」と。貧困と裕福、どっちの家庭に生まれるか本人は選べないのに。しかも3万じゃ国公立の授業料すら賄えないよ…(´◦ω◦`)
— さいき まこ@『神様の背中』重版決定! (@SaikiMako) 2016年10月21日
高校成績「4」以上→月3万円 給付型奨学金の自民案https://t.co/o0Px7aVwmF
もし、この形で給付となれば、今の中学生は
どのような高校選択をすることになるのだろうか。
「公立高校進学」の場合。
合格可能なA校を受験するより、
成績上位をキープできるB校を選択することに。
「私立高校進学」の場合。
普通科進学クラス単独校で競争するよりも、
複数の科があるところで「特別進学クラス」がある学校に。
そうすることで「大学給付金を得やすくなる」と考えるだろう。
特に私立高校では、全額免除の場合もある。
私が講師をしている岐阜聖徳学園高校でも、同様。
少人数クラス・放課後補習・長期休暇補習もあり、塾へ通う必要がない。
http://www.shotoku.jp/gsh/2015/10/09/admission/%E5%B9%B3%E6%88%9028%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%85%A5%E8%A9%A6%E5%B2%90%E9%98%9C%E8%81%96%E5%BE%B3%E5%AD%A6%E5%9C%92%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%94%9F%E5%BE%92%E5%8B%9F%E9%9B%86%E8%A6%81%E9%A0%85.pdf
岐阜県では、上記募集要項にあるように
「奨学生入試」と「一般入試」が別日程になっている学校もある。
「併願先が複数」ということも、可能となる。
合格後に、複数の選択肢から自分の進路を決めてもいいだろう。
「選択肢を一つに絞ることで、自分を追い込む」
という方法もあるだろう。確かに「昔の私」も含めて、それが原動力になる人もいる。
しかし、それで自分が折れてしまっては、何にもならない。
視野を広げることで、花咲く道もある。
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