「働くこと」 ~長時間労働のニュースが連発~
~明け方まで働く人も~
「昨日も校門閉めて、帰りました。」
一昨日、講師をしている高校で聞いたこのフレーズ。
実は私も初任での公立中学校では、日常でした。
最後まで残り情報を収集し「自分のもの」にするためにも。
「施錠記録」に連日、私の名前が。
それを見た教頭が「早く帰れ」と言うようになった。
しかし、仕事を減らしてくれるわけではない。
2年目からはPC使って、時間割を組む業務もしてきた。
3年目は3年生を担任。
卒業後の「空いた時間」は、3年担当の多くの先生が年休を取る。
しかし私には任務が与えられた。当時PCを扱えるのは2名のみ。
卒業生・新入生を含む1300人超の「データ・ベース」づくりを1人で行った。
そして、その学校は転勤。出来上がったものをもう1人に引き継ぐ。
そのデータベースの良さを実感したのは、7年後再びその学校に勤務したとき。
「誰が最初に作ったのか知らんけど、すごい便利だ」との評価が。
当時大変だった「氏名印による各種名簿作り」から、解放されて重宝されていた。
今、ツイッターの話題が「長時間勤務」であふれている。
時給500円で働く霞が関の公務員 #BLOGOS https://t.co/WR1TmbLRPL
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2016年10月26日
「タフ」でないと、厳しいようだ。
ブラック企業は、過労死しそうな労働環境を自認してるから、メンタルが強い人を採用したがる。圧迫面接をする会社は、メンタルの強さを試してるからブラックサイン。日経で僕の前に面接を受けた一橋の学生は「こんな嫌がらせみたいな態度で質問してくる会社、受かっても入らないよ」って言ってたほど。
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) 2016年10月23日
私も教育学部出身でないため、「圧迫面接」を2次試験で喰らいました。
僕の友達は電通のグルーブ会社に居ますが、休みである筈の日曜日に出勤し、その夜の20時頃に会う予定にしていましたが、当日仕事が長引いて来れないと連絡がありました。会社ビルの建物電気を消していても、外で仕事させていれば同じですし、子会社・グループ企業・下請けにシワ寄せがいく可能性大。 https://t.co/klh8zxS07W
— 木下黄太 (@KinositaKouta) 2016年10月25日
「早く帰ること」だけが、根本的な解決にならないことは、私も経験しています。
ヨーロッパの人達はなぜ夕方4時や5時までしか働かず、ホリデーもタップリ取るのに仕事が回るのか。
— BASIL (@basilsauce) 2016年10月25日
イギリスの人達のやり方は、例えば四角い部屋は丸く掃く感じ。隅々までピカピカにしても、時間オーバーしたら評価されない。手の回らない部分は時間があればまとめてやればいい、って考えてる感じ。
そして、日本では報道されないが、世界ではこんな動きもある。
男性よりも18%賃金が低いアイスランドの女性達、2:38分ちょうどに、男性と同じ賃金を求めて仕事場を去り抗議。
— TrinityNYC (@TrinityNYC) 2016年10月26日“Why thousands of Icelandic women left work at 2:38pm”https://t.co/FMKgEPbnFq
やはり、集中力は欠如。私も、塾の仕事の前には、仮眠を入れている。
「東京大学の島津明人准教授によると人間の脳は朝起きて13時間以内しか集中力が働かない。午前6時起床ならば午後7時で終了。低い集中力の従業員に割り増し残業代を払っては企業が最も損をする。長時間労働社会からの脱却こそが経済浮上の鍵」https://t.co/5hRrQq4cfE
— h (@_h_japan) 2016年10月26日
この日のツイッターで、この言葉が最も印象に残った。
何かを「我慢しなければ」「犠牲にしなければ」達成できないは、今の社会の洗脳です。
— 津田明彦◯臨床心理士 (@akihiko_tsuda) 2016年10月26日