今年の准看授業① ~藤原和博「成熟社会」への教育を意識して~
2015年12月18日

~意識する~
本年度の准看護学校の国語授業が、昨日終了した。
去年の生徒も素晴らしかったが、今年も本当に課題に対峙して粘り強かった。
最後に、生徒に「今年の授業意図」を話した。
「なぜ、こんな授業をしたのか」と。
藤原和博氏に、私はずっと注目している。
ツイッター藤原和博・自己紹介文
https://twitter.com/kazu_fujihara?lang=ja
97年『処生術』〜2012年『坂の上の坂』と成熟社会の人生戦略を描き、累積120万部、講演は1000回を超えました。
元リクルートのトップセールスから和田中学校の民間校長に転じて現在義務教育の「正解主義・前例主義・事勿れ主義」を改めるべく、
よのなか科の普及と学校を開かれたものにする運動推進中。
彼の考え方が「教育としてどのような形になるのか」を、
私自身、いつも課題として考えている。
高校では進度・カリキュラムが決まっているので形にはしにくい。
しかし、准看護学校での国語のカリキュラムは委任されてるので、実践はしやすい。
対象となる准看護学生の、最大特性は「粘り強さ」。
高校新卒ストレーターでない方が多く、20~40代がボリューム層。
人生経験豊富な生徒同士の交流が、自然にできるという利点。
これを生かさない手はない。
そして今年度、私が授業は10月から12月。35時間の1単位。
この頃、最大の難関である実習を乗り超えて、学生は「幸せの4つの因子」を手にしている。
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科教授 前野隆司『東洋経済オンライン』2015.3.25記事
http://toyokeizai.net/articles/-/63873
「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「あなたらしく」
実習後なので、
「今後の准看護師・看護師として働くときに、何が必要か」
に、授業内容を絞り込める。
多くの実践ができるチャンスだ。
政府の産業競争力会議でプレゼンし大ウケだった4枚の紙芝居が(非公開だと思ってたのに)公開されてます(笑)。まあ、いいや。2枚目「ニッポン人の時給比較」は講演でも配らない貴重な1枚。12月末発売「21世紀の働き方の教科書」に詳しく解説
https://t.co/rTnE5UckvC
— 藤原和博 (@kazu_fujihara) 2015, 12月 10
准看護学校での国語授業で、意識したことは、このPDF2ページ目だ。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/jjkaigou/dai26/siryou6.pdf
成長社会から成熟社会へ - 人生のルール変更に伴い、戦い方を変える。
21世紀「正解」がない成熟社会へ
~次回へ続く~
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Posted by 星野 健
at 00:01
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│岐阜市医師会准看護学校
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