2020年 岐阜県内看護入試予測 ③看護学校
2019年04月06日

~現役高校生のアドバンテージ~
公立看護学校は「現役高校生」と「社会人」では、
難易度の差が、大きくなっています。
県内公立看護学校の場合、推薦入試は現役高校生のみ。
しかもその比率は20~50%程度となっています。
情報公開が進んでいる岐阜市立看護の例を見てみましょう。
https://gmhosp.jp/nursing_school/nyuushi/kaiji.html
一般入試の受験生が、減少傾向にあります。
こうなると「現役高校生推薦で学生数を確保」する可能性も出てきます。
この傾向は、2018年入試から顕著になっています。
https://nyoki.hida-ch.com/e979835.html
私立看護専門学校も含めて、現役高校生入学者は205名。
社会人を含めその他の入学者は10名となっています。
このように、現役高校生はまず「単願推薦で進学」を狙います。
不合格の場合、併願推薦で短大・大学を1校「確保」します。
その上で、本命となる看護学校(看護短大・大学)を受験します。
「浪人すると不利」になることを、よく知っているのです。
なので、現役高校生は1学期または前期の成績が出るまで
「学校での成績」を意識した進学対策となります。
受験先が決まった時点で「数学」または「小論文」対策で、私の塾に通塾しています。
「推薦がもらえない」ことが確定した場合、社会人の方と同じく一般入試のみとなります。
それに対し、社会人で看護学校を受験される方は、早めの通塾をされています。
一般入試では高校生と勝負。その高いハードルに挑むことになります。
相手は勉強に専念している状況、それに対し働きながら学びを進めることになります。
差がつく英語の学習の進め方の相談、数学での質問が多い状況です。
このように、現役高校生と社会人では難易度の差は大きくなっているのです。
2020年入試も、この傾向は続くと考えられます。
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