看護受験環境の変化も ~新型コロナの影響~

2020年06月11日

 ~看護受験相談が続く~

看護受験相談が続く。
「指定校推薦」「一般入試」など、その方向性が決まっていれば、
受験計画づくりはさほど難しくはない。「不合格の場合」の手を考えるだけだ。
それに対して方向が決まらず、さらに制限が多い場合はなかなか決まらない。

大学・短大の受験はできない。
指定校推薦は受けられそうにない。
一般入試での学力は身についていない。
高い学費は、払えそうにない。塾も通えそうにない…

この「ない」の数が多くなればなるほど、受験は厳しくなる。
しかも今年は、例年通りの受験環境が保たれる保証はない。
新型コロナの影響が、看護進学環境も大きく変えている。ただ、
「ない」が多い人ほど受験機会も少なくなり、受験が来年まで持ち越す可能性は高くなる。

リーマンショックの時の看護受験環境と、今年度は似ている。その年度は、
「合格」を翌年に持ち越した人と、社会人受験生が一気に看護学校・准看護学校
「一般受験」に殺到した。併願推薦・他校との併願で合格した方は良かったが、
「看護浪人」が一気に増えた年となった。進学先の「かたより」により、厳しさが増した。

現役高校生には、アドバンテージがある。給付型奨学金も前年度から始まった。
https://fpcafe.jp/mocha/1927
AO・総合型選抜・指定校推薦・併願推薦・自己推薦など「高校3年生のみ」の限定試験が、多様にある。
今年度合格を決め、進学しないと、この「特典」が消えていく(給付型奨学金も2浪まで)。

社会人の方も、受験前倒しがより「安全」な年になる。
AO入試、社会人入試で進学できる方は、年内に決めてほしい。
併願推薦で一校決めて、一般入試へチャレンジすることも考えたい。
https://nyoki.hida-ch.com/e1029636.html
  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護