死から生を見る ~①同じことが、違って見える~

2019年12月24日
死から生を見る ~①同じことが、違って見える~
 ~残れた時間からの逆算へ~

昨日の料理は、楽しかった。
個人的には「数学の証明」も楽しいが、それは自己満足で終わる。
料理は「できたもの」が証明そのもの。多くの人に喜こんでもらえる。
ただ作っているときに、これほど幸せを感じたことは、今までになかった。

これはいったい、なぜだろう。
今まで「やりたかったこと」が、久しぶりにできたからだろうか。
確かに、それも感じた。しかし、それだけではない気がする。
昨晩、寝ながらあれこれ考え、探ってみた。

「あと何回、この料理を作るのだろう」…そう思ったとき、ベストなものを目指そうと思った。
過去の経験、特に調理法での使った素材の変化を思い出していた。
この素材、状況がまた揃うことは2度とないかもしれない。
調理以外のことを考えず、集中して取り組めたため、あっという間に時間が過ぎた。

あと何回…残された時間からの逆算が始まった。
そうなったことで、同じことが、違って見えてきたのだろう。
死から生を見ると、「日常」が「非日常」に変わっていくことを意識できる。
「できなくなる」ことが見えてくると、「できている」何気ないことにも、楽しさを感じるのだろう。
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Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)雑記帳料理
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