人の行かぬ道に 花道あり
2015年05月07日

~他人から見れば、小さな花でもかまわない~
蒲郡へ向かう時、国道23号バイバスが渋滞していた。
こういうときは、積極的に他の道へ。
特に「街道」を探すのが、好きだ。
街道を探すコツは、自己流。
「まっすぐでない細い道に、なぜか無駄に信号があり、松の老木が残っていて、寺・社の門がやたらある」
といったところ。「道標・一里塚・史跡案内」が出ればアタリということにしている。
予備知識もなく探すのが、わくわくする。
今回も経験のない場所でバイパスを降り、探す。
今回はそれらしき道に、すぐ出会った。
松、曲がりくねった道、そして細くなる部分あり、信号が無駄に多い。これは怪しい。
やがて見つけたのが「丈山文庫」「丈山苑」。
そのあたりの地名が、やたら丈山がつく。
よほど偉い人だったのだろう。
帰宅し、ネットで調べてみる。あった。
http://www.katch.ne.jp/~anjomuse/jozan-en/top.html#top
京都・一乗寺の詩仙堂は行ったことがある。
その時には、石川丈山なんて気づかなかった。
無駄に走ると、いろいな出会いがある。
今度、丈山苑に寄ってみることにする。
「人の行く裏に道あり、花の山」
なんとなく「相場」で使われる言葉になっているが、
実際の道も、そんな気がする。
回り道をしたり、寄り道をしたりして、いろいろ考え、思いを巡らせる。
ストレートな一本道で、うまくいかないとイライラする。
「いつになったら流れるのか」と思っても、「この道を選んだ自分のせい」にはしたくない。
そんな、「みんなで一緒にいる安心感」を捨て、降りてみるのもまた一考。
スペシャルな時を、不安とともに楽しむのもいい。
Posted by 星野 健
at 00:03
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