「成長する」とは
2015年05月25日

~まずは、寝ることか?~
私が公立中学校教員になった初任校は、地区の研修校だった。
その学校では、パズ学習の全国発表に向けて、取り組んでいた。
その研修会では、愛知教育大学の教授を招いて、研修会を年に3回ほどしていた。
その時に、その教授は教師全員に質問をした。
「成長するとは」どういうことか…
と。
私は大学のゼミ指導者・塹江先生から同じことを聞かれ、その答えを覚えていた。
その教授の質問に対して、もし指名を受けたら答えるつもりだった。
しかし、新規採用の私に、指名が来るわけがなかった。
研究推進委員長、管理職ばかりが答えたり、指名を受けていた。
残念ながら、その時の指名された方々の答えは、覚えていない。
さらに、長々と説明された大学教授の話は、一言も覚えていない。
「覚えることは、不可能」と思い、メモを取ったが、
そのメモはどこかにいってしまったし、当時も、今も探す気はない。
ゼミで言われたことを、覚えていたのは「短い言葉」だったからだ。
また、その言葉の意味を、反芻してその時々に考えたからだ。
そのため意識していなくても、未だに頭に時々出てくる。
「無意識の意識化である」
と。
Posted by 星野 健
at 00:03
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