書くことでつながる③
2015年09月12日
私は、『気持ち』を話すことが苦手だった。
先回のブログで書いた
「同時進行ができない」
ことも、1つの理由だ。
しかし、どうやら
「それだけではなかった」
ことが、つい最近わかってきた。
仏教大学・公開講座で、瀬戸先生の講座を聞いたときのことである。
http://nyoki.mino-ch.com/e25426.html
『明治以前に、日本人には「時間」の感覚がなかった。
それまでは「とき」であった。
時間の概念を伝えるために、「お金」で説明した。
節約する、浪費する、有効に使う…英語の動詞も同様とのこと。
ここで、時間はお金の「関数」となる。』
この講座を聞きながら、ふと頭にうかんだ。
「お金」と「時間」
子供の頃から自立するまで、親に対して、
「そのどちらの要求も、口にすることが、なくなっていた」ことを。
私も幼い頃、何度かこの言葉を口にした。
「おかあさん、コレ欲しい」
すると、判を押したように、笑顔とともに返ってきた言葉は、
「3ヶ月待って。欲しかったら、買ってあげるからね。」
だった。
そのため、私はいつの頃からか、欲しいものを口にしなくなった。
「言っても仕方がない。欲しかったら貯めるしかない。」
お小遣いはふつうだった。しかし、親の兄弟姉妹が多いため、お年玉は多かった。
それでも、3ヶ月待ってから買う癖がついてしまったので、それを買ったとしても貯金ができた。
確かに3ヶ月もたつと、欲求も、ブームも、そのものの値段も「下がって」いた。
自分でも、ある意味『いい癖がついた』と思っていた。しかし、
「欲しいと思っても、今は仕方がない」が
「欲しいという気持ちを、持たなければ、もっと楽になる」
と、次第に変質していた。
お金に対する気持ちを「捨てた」のである。
また、次の課題も『のしかかって』きた
「いつ頼まれても、余裕を持ってできる時間」を常に生み出し、
家族の手伝いを、言われたらすぐやること。それが「当たり前」と。
Never put off till tomorrow what you can do today.
時間を家族のために「空けた」のである。
「お金」と「時間」の欲求を捨てると、
『気持ち』を表現する必要が減り、次第に言葉が少なくなった。
たまにそれ以外で気持ちが高ぶり、抑え切れないと、爆発した。
そして、爆発した『気持ち』を反省した。
やがて、ますます気持ちは、話せなくなっていった。
(次に続く)
~自分メモ~
「おそうずアサガオ」
完了。
先回のブログで書いた
「同時進行ができない」
ことも、1つの理由だ。
しかし、どうやら
「それだけではなかった」
ことが、つい最近わかってきた。
仏教大学・公開講座で、瀬戸先生の講座を聞いたときのことである。
http://nyoki.mino-ch.com/e25426.html
『明治以前に、日本人には「時間」の感覚がなかった。
それまでは「とき」であった。
時間の概念を伝えるために、「お金」で説明した。
節約する、浪費する、有効に使う…英語の動詞も同様とのこと。
ここで、時間はお金の「関数」となる。』
この講座を聞きながら、ふと頭にうかんだ。
「お金」と「時間」
子供の頃から自立するまで、親に対して、
「そのどちらの要求も、口にすることが、なくなっていた」ことを。
私も幼い頃、何度かこの言葉を口にした。
「おかあさん、コレ欲しい」
すると、判を押したように、笑顔とともに返ってきた言葉は、
「3ヶ月待って。欲しかったら、買ってあげるからね。」
だった。
そのため、私はいつの頃からか、欲しいものを口にしなくなった。
「言っても仕方がない。欲しかったら貯めるしかない。」
お小遣いはふつうだった。しかし、親の兄弟姉妹が多いため、お年玉は多かった。
それでも、3ヶ月待ってから買う癖がついてしまったので、それを買ったとしても貯金ができた。
確かに3ヶ月もたつと、欲求も、ブームも、そのものの値段も「下がって」いた。
自分でも、ある意味『いい癖がついた』と思っていた。しかし、
「欲しいと思っても、今は仕方がない」が
「欲しいという気持ちを、持たなければ、もっと楽になる」
と、次第に変質していた。
お金に対する気持ちを「捨てた」のである。
また、次の課題も『のしかかって』きた
「いつ頼まれても、余裕を持ってできる時間」を常に生み出し、
家族の手伝いを、言われたらすぐやること。それが「当たり前」と。
Never put off till tomorrow what you can do today.
時間を家族のために「空けた」のである。
「お金」と「時間」の欲求を捨てると、
『気持ち』を表現する必要が減り、次第に言葉が少なくなった。
たまにそれ以外で気持ちが高ぶり、抑え切れないと、爆発した。
そして、爆発した『気持ち』を反省した。
やがて、ますます気持ちは、話せなくなっていった。
(次に続く)
~自分メモ~
「おそうずアサガオ」
完了。
Posted by 星野 健
at 00:01
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