寺川奈津美さんの一日講座
2014年11月01日

リアルタイムでニュース7は見れないのが残念…
准看護学校での数学講座授業を終え、急いで岐阜駅へ向かう。
さすが人気講師の一日講座…15分前では、後ろしか空いていない。
(私の授業では、自由席だと、前の方が空いているw)
今日はNHK天気キャスターである寺川奈津美さんの一日講座。
天気に関わるいろいろな話、クイズ(なんとか、3問とも正解した)、質問への受け答えなど
あっという間に、終わってしまった。それだけ充実していた。
印象に残ったのは、寺川さんの、天気キャスターになった「思い」。
NHK鳥取放送局でのキャスターを務められていた頃、そこで例年にない大雪が。
事前に大雪情報を放送はしたが、受け手の視聴者は「普段と同じくらいの大雪」と捉えていた。
その理解のために、被害に合われた方が多くいた。
寺川さんは、気象予報士の資格を持っていたにも関わらず、その大雪の凄さを事前に伝えきれず、
「力になれなかった」との「思い」を持つ。
その思いからN7の天気キャスターになることを決意。
採用され、翌年から東京へ。
天気キャスターとして、日々専門性を極めようと努力されている。
テレビに映るのは、たった2分。
その2分でどう伝えるのか。
短い方が難しい。
講座の最後に質問された方の返答で、寺川さんは涙でなかなか話ができなくなった。
質問された方は、寺川さんの東北震災を伝える姿勢に
「すばらしさを感じた」ことを述べられていたにも関わらず、
その時の感想を聞かれ、言葉が出なくなった。
少しずつ、語られた内容は…
東北震災の時、まだ、東京で1年目で学ぶことが多く、被災地にすぐに行かなかったこと。
震災一年後にようやく現地に行き、言葉を失ったこと…。
「自分の目で見ていないこと」を伝えたことへの反省が、涙から感じられた。
その反省は、生きている。
講座では、最近、足を運んだ被災地の話が後半にあった。
伝えたい「メイン」の部分だ。
去年の7月の南木曽、今年の8月の広島、足を運んで写真を撮り、
災害に対する自分の「考え」「思い」をしっかりと、私たち受講者に伝えている。
やはり、
「思い」に動かされ、人生を決めていく人の言葉には力がある。
これからの寺川さんの活躍、活動の広がりが楽しみなった。
Posted by 星野 健
at 20:29
│Comments(1)
│雑記帳
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僕はなつみん(寺川奈津美さん)のファンです。
いやぁ、心に残る一日講座だったようですね。僕は行けなかったけど、ぜひとも見に行きたかったです。
なつみんの素晴らしさを皆さんに伝えてくださって、本当にありがとうございます。ファンの一人としてとても嬉しいです。
しかし、それにしても参加したかったなぁ。
なつみんの涙を見たかった。彼女の瞳から溢れ出した美しい水で、僕は顔を洗いたかった……。
一期一会だなぁ。
「音楽は演奏とともに空へと消え去ってしまい、二度とそれを取り戻すことはできない」(エリック・ドルフィー)
大変真面目なブログにそぐわないコメント、失礼いたしました。