寛容性 ~シドニー旅行記⑪許す気持ちが、相手の尊厳を認める~
2016年04月19日

~当たり前が違う~
昨日のブログに書いた、平田オリザさんの言葉
「寛容と包摂」
…これからの日本に、必要なことだろう。
私自身も旅行を通して、このこと感じた。
知人に聞くと、日本と違い困ったことがあるという。
例えば家の修理。休日で頼むことはできないという。
約束しても、その時間に間に合わないことが多いという。
また、応急的なずさんな修理で、またやり直してもらうこともあるという。
郵便物の配達。
曜日指定はあっても、時間指定はなし。
その日に待っていても、家のチャイムがならないことも。
配達する側が「いないと判断」して持ち帰ることも、よくあるという。
その場合、再配達はない。
後日、自分がセンターへ取りにいかないといけない。
日本ではサービスとして当たり前のレベルを、
オーストラリアでは、受けられない部分も。
確かに、日本と比べると不便だ。
しかし「支払う側の不便は働く側への寛容」になることも。
働く人への利便性・正確性への強要を繰り返し、
人としての優しさを失うことに、なってはいないだろうか。
スポンサーリンク
Posted by 星野 健
at 00:01
│Comments(0)
│旅行記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。