2020年 岐阜県公立高校進路希望状況結果から
2020年01月24日

~今年の受験倍率には格差が出る見込み~
岐阜県教育委員会は県内公立高等学校への進路希望状況の結果を24日に公表しました。
令和2年3月中学校卒業予定者を対象に、令和2年1月時点での希望を調査。
下はその結果。岐阜県公立全日制課程では合計で-5名という状況です。
https://www.pref.gifu.lg.jp/event-calendar/c_17765/sinro-chousa02.data/sinro-chosa02.pdf
この調査結果から、岐阜地区にも関東での傾向が出始めました。
岐阜5校+各務原西で、定員に対し+443名。
このままでいくと岐阜地区の不合格の大半は、
「この6校と岐阜総合・県岐商・岐阜工業から」ということになります。
前年度同調査では、上記6校定員に対し+405名
6校合計では、最終的には去年より少し多めの不合格者が出る見込みです。
ただし前年度同様、各校での差は大きくなる見込みです。
例年の動きから、今後の予想をしてみましょう。
https://nyoki.hida-ch.com/e979112.html
今年度も、170名±30名程度、出願
私立併願校が「第二希望」であれば、去年同様
変更期間にも志望校の変更は少なくなると考えられます。
この結果を元に、最初の出願先は慎重に選びたいものです。
変更期間に「変更しにくい」状況になることは、想定しておきましょう。
調査結果から、公立全日制課程の平均倍率は前年度からさらに減少し、1.00倍。
岐阜5校+各務原西へ受験生が集中している傾向は変っていません。
去年からの大きな変化は、公立全日制課程希望者と定員の差がかなり小さくなったことです。
前々年度+474名から、前年度+322名に減り ついには今年度マイナスに転じました。
関東地方同様、「公立全日制離れ」が始まったようです。
前年度までの岐阜地区私立通信制高校人気の継続とともに、
私立高校授業料無償化の波が、上記9校以外に影響を及ぼした結果となりました。
https://nyoki.hida-ch.com/e1008307.html
塾では新入塾生を募集中です。塾について興味のある方は、エキテンHPをご覧ください。
https://www.ekiten.jp/shop_1441812/
また、新年度より定期テスト数学対策に特化したコースも開設します。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=00eJwzNDIwt7QEAAQ2AT0
合格後の通塾も含めて、ご検討いただけると幸いです。
岐阜准・大垣准の併願について
2020年01月24日

~一次受験か二次受験か~
大垣市医師会准看護学校を今年度受験された方からの相談。
岐阜市医師会准看護学校を併願したいとのこと。
今はまだ、一次入試の出願は間に合う状況。
いつ出願をするのか、迷っている様子。
相談者の方は大垣准看護学校が第一志望だった。なので、
2月の合格発表を見て、不合格の場合に岐阜准2次入試に出願となる。
それまでは、2次入試に備えて勉強を続けておくことが大切になる。勉強していかないと、
1次入試までには受験勉強時間が足りず、合格は厳しい状況になるかもしれない。
大垣准に合格すれば、受験勉強をその後はする必要がない。
また、1次入試の受験料を支払う必要もなくなる。
出願はあわてなくてもよい。
それよりも2次入試までに、学力をつけておきたい。
岐阜准が第一志望の方も、大垣准の2次募集の受験も可能だ。
岐阜准の2次入試の発表は3月9日。その合格発表では
「2次入試を受けた方」と「1次入試で補欠登録者」の中から、
合格者が選ばれることになる。「1次で補欠」の方はここで合格かどうかが決まることになる。
不合格の場合、12日の大垣准2次入試を受験できる。
ただし、出願は3月5日までなのて
「岐阜准の結果を見てからの出願」はできない。
前もって出願しておかないと、チャンスはやってこない。
※次回更新は「岐阜県内公立高等学校への進路希望状況調査」結果の分析予定です。
例年、1月第4週に発表がありますが、今年は今のところありません。
岐阜県教育委員会からの発表を待ちます。