1年間お付き合いありがとうございました ~来年は1月5日からスタート~

2019年12月31日

~生き方の「再構築」となりました~

大晦日となりました。
今年も1年、お付き合いありがとうございました。
この1年も私にとって「忘れられない特別な1年」となりました。
外部環境の変化・自分自身の変化への対応に追われました。

母のいない実家で、新年を迎えました。
「みのっちブログ」の閉鎖で「ひだっちブログ」への引っ越しとなりました。
父の突然の入院(現在は退院)がありました。そのため早朝から近所に救急車のサイレンが鳴りました。
介護をさらに加えながらの生活をしつつ、高校でのICT公開授業も行いました。

その中で、私自身の体にも大きな変化がありました。
生まれつきの持病である心臓。去年よりさらに悪くなりました。
その動きをコントロールする薬を、夏から常用することになりました。
その薬との付き合い方にも、ようやく慣れていきました。

新しい年を迎えるに当たり、毎年と同様、
新しい生き方をさらに模索していきたいと思っています。
どんな形になっても、人生は続きます。自分らしさは人生の後半に色濃くなります。
QOL(生活の質)の向上は「看護学だけの世界ではもったいない」と感じています。

来年、塾は1月5日から予約開始となります。
ブログは1月6日からの予定です。
e-stat~④第一看護学校~からとなります。
皆様、良いお年をお迎えください。   
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護

e-Statで見る 岐阜県内看護受験環境の変化 ~③短大~

2019年12月30日

~社会人にもチャンスが~

ついに岐阜県も、新年度募集の短大が1校となりました。
大学化の波は大きく、短大は全国的にも珍しい存在となりました。
■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/

数字は、倍率・高校新卒入学者・高校新卒以外入学者の順
2013年    2.12   142  120
2014年   1.36   131  103
2015年    1.23   200    51
2016年   1.12   155    91
2017年   1.08   200   34 
2018年   1.12  205    24
2019年   1.01   71    9

2019年入試から2校が募集停止、その2校は4年制大学に認可されました。
残りの1校も、数年のうちに大学化の予定との噂を聞いています。
高校生の受験生が減っていく中で、社会人にもチャンスが出てきました。
今年の入試でも、社会人の合格者が私の塾でも出ています。
https://nyoki.hida-ch.com/e1029636.html
https://nyoki.hida-ch.com/e1029816.html

  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護

e-Statで見る 岐阜県内看護受験環境の変化 ~➁第二看護学校~

2019年12月29日

 ~2020年度も、合格しやすい年になるか?~

准看護師の免許を持っている人で、看護師を目指す人が通う学校。
それが「第二看護学校」です。
岐阜県の第二看護学校は、ピーク時で6校ありました。
その後、豊田学園は短大に、平成医療の通信制は募集停止となり、現在では県内4校となっています。

■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/
数字は 受験者 合格者 倍率 
2009年 340  226  1.50  
2010年 298  221  1.34  
2011年 305  214  1.42  
2012年 342  223  1.53 
2013年 314  220  1.47   
2014年 365  229  1.56 (岐阜市第二看護・最終募集)
2015年 367   234    1.57
2016年 299   178    1.68 (県衛生定員減)
2017年   250  181   1.38
2018年 173  160   1.08
2019年 193  171   1.13

2019年度入試を振り返ってみると、
193-171=22となり、不合格者は4校で22名となります。
そのうち、全日制県衛生での不合格者は17名。定時制医師会立3校では5名となります。
https://www.pref.gifu.lg.jp/kodomo/iryo/ishi-kangoshi/20301/nyuugakusiken.data/H31jukensha.pdf

県衛生は「アドミッションポリシーによる入試選抜」を行っています。
https://www.pref.gifu.lg.jp/kodomo/iryo/ishi-kangoshi/20301/nyuugakusiken.html
そのため「定員まで合格者を出す」とは、限りません。公募でも不合格の方が少なくなかった状況です。
「県衛生のみ」の受験は、かなりリスクが高くなります。

となると「定時制医師会立3校の2次募集があるかどうか」ということになります。
状況的には「ある」可能性も考えられます。ただし、
第二志望となる学校の2次募集が「ない」場合も想定されます。
名古屋市医師会が今年度最終の募集です。その影響が岐阜県に今年から出るかもしれません。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護

聞かれたことに答える ~国語の「問い」に対して~

2019年12月27日

 ~「国語の『答え』の書き方」を習っていない方も~

受験勉強も「追い込み」の時期となってきた。
社会人は一般入試を受けることが「久しぶり」の方が多い。
中には「推薦入学のみで全ての進学をした方」もいる。
「入試」で学力を試されるのは、初めての方もいる。

入試科目に「数学」があると、そちらに力が入りがちだ。
塾でも当然、数学を先行させる。やっていないと0点もありうるからだ。
国語は「勉強しなくてもできる」部分もある。
さらに語群からの「選択問題」も少なくない。0点をとることは皆無だろう。

数学に余裕ができると、国語の「読み取り」問題に移ることができる。
国語の中で差がつきやすいのは、読み取りとなる。
文章中に答えがあるテストだ。わかる方にとっては難なく解ける。
しかし「答え方」を知らない方は、問題集の「答え合わせ」も実は怪しい。

塾では問題を解いてもらい、解答を見て〇付けをしてもらう。
国語が苦手な方は「正解を書けたかどうか」が、分からない問題もあるという。
(解答例)となっている「正解」と、自分の答えを合わすことができていないのである。
「問い」と「答え」…呼応について教えることとなる。これは、面接にも通じていく。

  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)

死から生を見る ~③死に立ち会う人たちから学ぶ~

2019年12月26日

 ~看取り・見送りを重ねた方々~

緩和ケア病棟では、認定看護師の方に出会うことができた。
http://www.skhosp.or.jp/kango/nintei.html
入院前から、いろいろな話をすることができた。
傾聴・的確なアドバイスにより、不安を取り除きながらこの期間を過ごせた。

葬儀では、葬祭ディレクターの方に出会うことができた。
こちらの望みを叶えるために、配慮が行き届いていた。
葬儀での話では、涙が出た。
「母の人生を見ていたのか」と思えるような内容だった。

ツイッターで、信頼できるお坊さんに出会えた。
「迷い」の多かった時期に出会え、心を支えていただけた。

「どのような葬儀にするのか」の迷いも消えた。

死に立ち会う人たちの言葉は少なく、洗練されている。
見守るまなざしは温かく、タイミングを見定めての声かけが絶妙だ。
私はその安心感の中で、前に進む気持ちを持ち続けることができた。
教師はしゃべりすぎる。その域に私自身が達するには、まだまだ時間がかかるようだ。

※このシリーズは今回で終了します。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)緩和ケア病棟看護

死から生を見る ~②緩和ケア病棟にて~

2019年12月25日

 ~死ぬ前に振り返えること~

死から生を見るきっかけは、去年。
緩和ケア病棟で亡くなった、母と過ごした時間だ。
末期がんが見つかり、延命治療を望まなかった母。
緩和ケア病棟で、痛みをとりながら静かに眠るように息を引き取った。

そこで、初めて明かされることは多かった。
そして、亡くなるまで「それまでにないほど」多くのことを話した。
死から生を見つめると、寛容になれるのだろう。
一つ一つ紡いでいくことを、母から教えられた気がする。

無理をすれば「できたこと」が、できなくなっていく。私は今、この段階だろう。
そして近いうちにさらに、その無理がきかなくなっていくだろう。
やがて普通にできたことが、普通ではなくなっていくようになる。
そこで、ひとつひとつ手放していき、ゆだねていくことになる。

私自身も、そのステップを踏む時期に来た。
下を見て、下り坂をそろそろと降りていく。
緩和ケア病棟では、いろいろなことを学ぶことができた。
それを少しずつ、実践に移す時が来たようだ。

※緩和ケアについては、以下のHPが参考になります。
https://kanwa.tokyo/early-palliative-care-clinic  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)緩和ケア病棟

死から生を見る ~①同じことが、違って見える~

2019年12月24日

 ~残れた時間からの逆算へ~

昨日の料理は、楽しかった。
個人的には「数学の証明」も楽しいが、それは自己満足で終わる。
料理は「できたもの」が証明そのもの。多くの人に喜こんでもらえる。
ただ作っているときに、これほど幸せを感じたことは、今までになかった。

これはいったい、なぜだろう。
今まで「やりたかったこと」が、久しぶりにできたからだろうか。
確かに、それも感じた。しかし、それだけではない気がする。
昨晩、寝ながらあれこれ考え、探ってみた。

「あと何回、この料理を作るのだろう」…そう思ったとき、ベストなものを目指そうと思った。
過去の経験、特に調理法での使った素材の変化を思い出していた。
この素材、状況がまた揃うことは2度とないかもしれない。
調理以外のことを考えず、集中して取り組めたため、あっという間に時間が過ぎた。

あと何回…残された時間からの逆算が始まった。
そうなったことで、同じことが、違って見えてきたのだろう。
死から生を見ると、「日常」が「非日常」に変わっていくことを意識できる。
「できなくなる」ことが見えてくると、「できている」何気ないことにも、楽しさを感じるのだろう。
  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)雑記帳料理

スープカレーづくり ~久しぶりの調理~

2019年12月23日

 ~重ね煮は万能~

父の畑から大根が届く。水分が多く含まれている。
じゃがいも、玉ねぎが家にストックとしてある。
残ったキャベツもある。
買ってあったベーコン・ウインナーと共に、スープカレーをつくる。

さしあたり、重ね煮をつくる。
要領は肉じゃがと同じだ。
一番下に「ぬちまーす」を少し、糸コンを切っていれる。
回し切りした玉ねぎ、大根、じゃがいも、細かく切ったキャベツの順に重ねる。

ベーコンは細かく切り、キャベツに混ぜる。
その上にウインナーを切って載せ、「ぬちまーす」を少し振る。
あとは40分煮る。煮終わってからカレー粉を入れ、五香粉を少し入れ、
水分をひたひたになるまで入れ、再び煮て終了。一旦冷ましてから再沸騰して食べる。

重ね煮は、素材を甘く豊かな味わいにしてくれる。
その上で「足りないもの」「足したいもの」を加えていく。
その調理法が簡単であり、自然であり、そして美味しい。
時間をかけ、丁寧に作れるときに、幸せを感じる。


  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)料理

テクノロジーが社会を変える ~休みの間に、気になったニュース~

2019年12月22日

 ~今年もあと、10日~

18日から、早めのクリスマス休暇を取りました。
17日まで、高校・准看護学校の仕事が連日続きました。
その間にも、塾の仕事を並行して続けていました。
「何もしない休日がある」…毎年、その日を目指して頑張り続けていました。

この間、塾の営業時間の再設定を前倒ししました。
年度途中で、ご迷惑をおかけしております。
私自身の「体力の維持」のため、インターパルをしっかりとることにしました。
これからは、無理をしない生活に切り替えていきます。

この間、嫌なニュースも多くありました。
そのことは後日、「この時代が評価されること」に期待します。
またこの間、世の中の流れを感じるものもありました。
それを3つ、並べてみます。

NHK 『フェイクバスターズ』

2026年度に向けて、アーキピスト養成へ

2022年度に向けて、サポカー免許導入へ


テクノロジーが、社会を変える。
急速に動いている時代、人の活動も変わっていく。
情報の選択・管理、そして人と技術の関わりの方も変わる。
「人として頭を使っていく場面」は、急速に大きく変化している。  
Posted by 星野 健  at 01:53Comments(0)時事

数学を少しでも… ~受験校を増やすには~

2019年12月19日

 ~計算だけでも、できるように~

一般入試看護受験相談が続く。
この時期「数学のない入試を希望します」という方が少なくない。
受験教科を絞り、一点突破で合格を目指す。
個人的なレベルアップを図るなら、確かにその方がいい。

「受験まであと一か月」という方も少なくない。
短い期間に取り組める内容は限られる。
国語1教科と小論文なら、まだ間に合いそうだ。
今から看護受験を考える社会人の多くは、その選択をする。

しかしその判断のために、今年、塾に通っている方もいる。
前年度、この時期に国語と小論文の受験校に絞り受験した。
すると、受験生がそこに殺到していた。
倍率が上がり不合格。看護受験は受験環境に大きく影響される。

数学に手をつける。計算だけでもいい。
少しでもできることを増やせば、合格に近づくことができる。
受験生が少ない学校を受験すれば、その合格ラインは下がっている。
また、一般入試を複数受験することで補欠合格の可能性も高くなる。

「すべて」をできるようにする必要はない。
「少しでも」という気持ちで、挑み続けることこそが大事となる。
合格後の勉強が、まさにその繰り返しとなる。
苦手なことにも挑み続ける。その姿勢が合格だけでなく、学校生活にも役に立つ。
  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)看護