withコロナでの授業 ~交流場面設定が厳しく~

2020年10月12日

 ~自ら学び、確認する~

教えあいの場面設定ができない。
withコロナでの授業で、一番きついのはココだ。
少人数での班学習による学習効果、異年齢集団の価値交流による相互理解…
高校・准看護学校での授業蓄積は、一気に崩壊した。

高校ではICTにより、ある程度は補えている。いや、それ以上の効果も感じている。
ロイロノート「回答共有」機能を使い、仲間の考えと自分の考えを比較している。
しかも無記名で提出順に画面表示することにより、
「誰の考えか」わからない状態で表示できる。

平気で間違えることもできる。
仲間と違う考えでも、平気で表現できる。
新たな効果がみられるようになった。
小集団の固定した人間関係から、脱却することもできたのだ。

とにかく「感染する可能性の場面を、出来る限り減らすこと」が第一。
その上で「どのように学習効果を上げるのか」が第二。
過去の学習形態、方法を捨て、新たなものを模索する。
たとえ過去とは違い「つまらない形の繰り返し」となっても、優先すべきことを大切にしたい。  

11月3日 第2回ICT公開授業の御案内 ~岐阜聖徳学園高校~

2020年10月07日

 ~今年度は裏方で参加~

11月3日 岐阜聖徳学園高校にて第2回ICT公開授業が行われます。
対象は、東海三県にお住いの方で、教員および教育関係・
地方公共団体関係者・教職志望の学生・本校在校生の保護者限定となります。
参加ご希望の方は、是非申し込みください。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/09/1608402ict.php

今年度は前年度と違い、
コロナウイルス感染防止による受入数制限により、
中学生の参加はできません。
大変申し訳ございません。

前年度より、公開されるクラスが増えました。
1・2年生全クラスが授業公開となります。
私は今年度の授業公開はなく、裏方として働きます。
見かけたら是非、声をかけてください。

授業後は分科会も行われます。
※分科会①(11:10~11:50)、分科会②(12:00~12:40)は同じ内容です。

1. 岐阜聖徳ICT活用の現状(本校ICT担当より)
2. 教員が語るICTを用いた授業づくり(本校教員より)
3.  一人一台時代に必要なこと~ドコモならではの学校サポート~ (NTT docomoより)
4.  withコロナにおけるICT活用 (Classiより)
5.  AIドリルによる学習のメリット (すららネットより)
6.  ロイロノートワークショップ(ロイロノートより)
7.  大型電子黒板で拡がる授業の可能性 (SAKAWAより) 
8.  先生の「生徒一人ひとりに寄り添いたい」をICTでサポート (リクルートより)
私は4,8に興味があります。参加できる状況となることを願っています。
  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜聖徳学園高校

慣れていくこと

2020年09月12日

 ~本日から、岐阜准の授業開始~

本日から、今年度の岐阜市医師会准看護学校での授業が開始。
まずは、進学希望者対象の数学受験対策講座から。
高校、准看護学校、自営の塾の「3つの仕事」が重なる時期となる。
体調管理に気を使い、この時期の生活に慣れていく。

毎週土曜日に数学の授業が連続4コマ。
普段、数学に触れることが少ない准看学生にとっても、厳しい状況となる。
授業を受けていないときも、受験勉強が続く。
「スキマ」の時間を見つけて、学び続けることに慣れていくしかない。

私も「スキマ」の時間を使い、次の仕事の準備を続ける。
学校では、授業間の「空き時間」。
家では、早朝の頭がスッキリしている時間。
それぞれでやることを分け、密度の高い生活に慣れていく。

自営、そして講師の仕事をしていると、その仕事の密度は時期により違う。
受験期に差し掛かると、倒れるように寝てしまうこともある。
時間があるときに「やり越して」おいたことも、やっていくうちに無意味になることもある。
慣れていくことで体調が整い、「普通にできること」になっていく。

  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜聖徳学園高校

体調を整え、来週へ ~日常に「慣れる」~

2020年08月29日

 ~フェスタは中止だったが…~

とにかく疲れた1週間だった。
先週火曜日から、塾を急遽休みにしたために、
その分が今週に繰り越された。
また、岐阜聖徳学園高校での2学期も始まった。

暑い中での「日常」
1週間、何とか乗り越えられた。
仕事の「合間」は、体を十分に休めた。
暑さはまだ続く見込み。週末をうまく活用したい。

今週は、看護進学の方の入塾相談・進学相談が続いた。
社会人の方は、受験勉強を進める中で学習時間の確保が課題となる。
「仕事」・「家庭」・そして時間を見つけての「学習」がその中に、新たに入る。
新しい日常をつくる努力が、入学後も役に立つ。

来月からは准看護学校での授業も始まる。
また、11月に入試のある方は仕上げの時期に入る。
その準備を前倒していかないと、10月からが厳しい。
1年で一番忙しい時期に備え、体調を整えながら準備をしたい。


日本でも同様。
新型コロナに限らず、ICUに見送り後は、家族でも会えない。
そんな経験が、続いている。
  

0と1の間で ~情と理~

2020年08月24日

 ~猫のように更新主義で~

昨朝、私の飼猫は異様に私に甘えていた。
いつもより涼しかったためなのか、
この数日の分を甘えているのか、
ピッタリと私にくっついて、離れない。

この数日間、私は間ができると高校数A「確率」の中間テストの問題をつくっていた。
「問題となる素材が見つかった」という偶然。
「情」に流される自分を、「理」で引き戻すという役割。
「0と1の間で揺さぶられながら、人は生きている」と、感じていた。「確率」と同じ世界だ。

ふと、京都の方が二十四節季を大切に生活をされている番組を思い出す。
目の前の日常生活を丁寧に過ごすことで、「情」から離れる時間が増える。
私たちが普通の生活を続けられる状況こそが、供養となる…と。
それを思い出させる数日間だった。

四十九日の法要は、高校中間テストの日と重なるかもしれない。
「テスト中に巡回をしなくて済む形での出題」も、考えていかねばならない。
目の前の一つ一つのことを大切に、見つめ・考え続けていく。
猫のように更新主義で、日々を過ごしていきたい。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜聖徳学園高校時事

本日で1学期岐阜聖徳学園高校授業終了 ~8月25日から2学期の授業開始~

2020年07月30日

 ~ICT体験学校見学会は中止に~

本日で1学期岐阜聖徳学園高校授業終了。
2学期は8月25日から授業開始となります。
4~5月の休校期間も、ICTで学びを止めず、6月2週間の分散登校、
第3週からの一斉授業、7月2週の期末テストという過去にない1学期でした。

4月。顔を一度も合わせていない生徒の皆さんに、ネット学習を開始。
教科書・ワークだけでなく、前年度から導入されていたICTを活用しました。
学習計画表をネット配信し、Classi動画・ロイロノートで双方向のやりとりをしました。
生徒の皆さんは、この休校期間中に「基礎」を「自分のペース」で、身に着けることができたようです。

6月1日。分散登校開始。初めて顔を合わすことができましたが、互いにマスク姿でした。
1学年数A5クラスを担当しているので、クラス半数の分散登校で、
「同じ授業を10回する」という体験ができました。そのときもロイロノートで授業をしていたので、
「目の前にいない生徒が授業に参加する」という出来事がありました。ICTの可能性が広がりました。

6月17日。一斉授業開始。ここからの授業はすべて「応用問題」となりました。
授業導入時に、休校期間で学んだ「基礎」を確認してスタート。
ロイロノート「回答を共有する」を活用し、班学習をすることなく自分の解答と比較できるようにしました。
電子黒板ワイードに解答を表示しながら、それぞれを解説する形で授業を進めていきました。

ICTによる解答は、すべて「無記名による表示」としました。
そのおかげで、「平気で間違える」ことができるようになりました。
仲間の解答と自分の解答を比較することで、間違いに気づく力がついてきます。
テストの「見直し」のとき、自分の答案を客観視する練習にもなったようです。

本日の最終授業では、夏休みの課題の確認をし、
2学期中間テストまでの学習計画表を配布します。
2学期中間テストは、前年度と同じところまで進むことができそうです。
もし仮に休校となったとしても、ICTで学びを止めず、予定通り進めるように整えました。

8月16日から19日まで、岐阜聖徳学園高校では
夏期学校見学会が行われます。例年の「講座授業」ではなく、
ICT授業体験となります。一人一台のiPad、電子黒板ワイードでの授業体験となります。
申し込まれた中学生・保護者の皆さんにも、ICT授業の良さを感じていただければと願っています。

上記は29日、中止が発表されました。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/07/1408432020-in.php
今後の見学会等は予定通り実施しますので、どうぞお申込みください。(10月頃)
  10月31日(土)進学相談会①中学生・保護者向け 
  11月28日(土)進学相談会②中学生・保護者向け 

29日 岐阜市での新規陽性確認が2日連続で2桁となりました。

※しばらくブログは不定期更新となります。
  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜聖徳学園高校

看護師を目指す中学生の方へ ~より良い進路選択を~

2020年07月29日

 ~今年度は塾にて、個別開催~

岐阜聖徳学園高校生は三者懇談の時期。
授業後の休み時間に、私も看護進学についての相談を
生徒のみなさん、また教職員の方々からされることが多くなっています。
看護師への道は複雑ですが、個に応じて「目指す道」は、必ずあるのです。

高校生で多いのは「文系」か「理系」かの相談。
どちらを選択するにしても、メリット・デメリットがあります。
そして、学校ごとのカリキュラムによっても選択肢は変わります。
たとえば生物が選択できる理系、「数Ⅲ」または「数学演習」が選択の理系という学校もあるのです。

個に応じて可能な進路選択の「幅」も違ってきます。
経済的な理由については、大学無償化により問題は小さくなってきました。
中学生も同様に、高校無償化により私立高校からの看護進学も選択肢となりました。
自分を見つめ「どの道なら看護師資格を取得できるか」を、考えられる環境が整ってきたのです。

「高校生からストレートで看護師を目指す」
指定校推薦など、現役高校生は定員が確保された有利な入試に参加できます。
また併願推薦を利用し、本命の一般受験へ向かうこともできます。
看護進学のため浪人する方は、他の学科への変更も含めれば「ほとんどいない」状況なのです。

毎年、岐阜聖徳学園高校・夏期学校見学会で開催している
「看護師にチャレンジ ~中学から考える看護師への道~」
を中学3年生とそのご家族を対象に、今年度は塾にて行うこととなりました。
集団授業ではなく、ご家族ごとの個別開催とさせていただきます。

『With コロナ』へと急速に時代は変化しています。また、2025年問題がすぐそこに迫ってきました。
訪問看護により医療を支える時代が、もうすぐとなりました。
看護師の役割はさらに増え、今後もその活躍の場は広がっていきます。
中学3年生のあなたも、看護師への道を考えてみませんか。

毎年、岐阜聖徳学園高校で行ってきたこの講座
今年度は、塾にて行うこととなりました。
岐阜県は全国的に珍しく、看護師への道が多様にあります。
その中から自分に合った道を探し、入り口となる進路を探っていきましょう。

将来を見据えることにより、自分に合った進路を中学卒業とともに選択することができるのです。
もちろん、塾生でない方の参加も受け付けています。
申し込み1名につき、そのご家族は計4名まで同一料金で参加できます。
申し込みは以下の入り口から、希望日時をご予約下さい。
RESERVA予約システムから予約する
28日 岐阜市内での感染確認が過去最大となった。
  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜聖徳学園高校

岐阜県内高校 第2波休校5校に

2020年07月25日

 ~ICTで「学びを止めない」~

新型コロナ第2波の影響が、高校で次々と出ている。
県岐商、大商、岐山、瑞浪、関商工で休校措置。ネット学習での対応も取られているだろう。
「学びを止めない」ためのICT環境が、岐阜県内高校では整ってきた。
前年度からICT教育に取り組んでいる岐阜聖徳学園高校では、その対応ができている。

この連休で、私は10月中間テストまでの学習計画表づくりをしている。
ICTを活用し「学校でも自宅でも学ぶことができる」状況に、
前年度のまでの授業を参考に、根本からつくりなおしている。今年度の流れである
自宅学習・分散登校・一斉授業で、それぞれの「制限」「可能性」がつかめてきたからだ。

シナリオは「最悪」の場合から考える。
そして、その場合でも対応できるように考えていく。
今のGOTOキャンペーン(2週間後)お盆ウイーク(1週間後)2学期開始。
一斉授業なら「応用」から、自宅学習なら「次の単元の基礎」から2学期はスタートだ。

そのために、学習計画表が必要となる。生徒の不安感をなくすためだ。
今、自分は「どの立ち位置」にいて「どこに向かうのか」
そして、状況が変わった場合「どう対処してくれるのか」
医療における「インフォームドコンセント」のような役割が、この学習計画表になる。

今年度は「冬休み」が、極端に短くなる可能性がある。
そのため例年、冬休みに出す課題を「前倒して」夏休みに出した。ICTでその学びを確認する。
教科書後半に学ぶ「作図」と「立体」について、Classiで事前学習をしてもらうことにした。
また、中学校で学んだ「円周角」についても、ワークで復習・ロイロノートで提出とした。

ICTで「学びを止めない」 岐阜聖徳×ICT 
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/07/172344post-99.php
7月31日(金) 「ぎふサテ!第2部」 (17:12~17:25の時間帯)で放送。
夏季学校見学会 in授業改革フェスタ2020は、8月16日~19日に開催。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/07/165038in-2020.php


  
Posted by 星野 健  at 08:11Comments(0)岐阜聖徳学園高校時事

疑うこと・足掻くこと ~数Aを通して~

2020年07月21日

~ICTを通して、学びを一気に加速~

数A『場合の数』…「並べる」はP、「選ぶ」はC。
教科書で「学ぶ順」では、区分は「大まか」に始まる。
しかし学びを進めると、無条件で「選ぶはC」とはならない。
条件が付くと、単純な2つの区分ではなくなっていく。

「疑うこと」「足掻くこと」
数Aを通して、伝えたい部分の1つだ。教科書も、自分の答えも「疑い」たい。
自分が導き出した「答え」が、感覚的に「正解」かどうか。
別の方法も含め検証する。「疑い」「足掻く」ことで、その「答え」の精度が増す。

「足掻く」感覚…例えば、条件が「ない」場合より、条件があればその答は小さくなる。
無条件での「最大値」を超えた「答え」は、条件があれぱ成立しない。
小学校5年生で習う「算数」の感覚が、ここで役に立つ。
1より小さい数をかければ、元の数より、その「答え」は小さくなるのである。

確かに、効率の良い解の求め方は、授業を中心に追及していきたい。
しかし、効率の良い条件が整わないときに「あきらめる」だけの選択をしてほしくない。
たとえ「別の方法しか行きつけない」場合でも、その場で足掻くこと・根拠もって考えることで、
「答え」が出ることもある。こんな時代だからこそ、数Aを通して、その力をつけていきたい。

あきらめたら、そこで終わりだ。

講師をしている岐阜聖徳学園高校では、昨年度よりICTを通して学びが一気に加速した。
考える力が身に付き、応用問題に対しても考えを深められる生徒が年々増えている。
今年度、班学習ができない状況も、ICT・ロイロノートでの回答共有により補えている。
無記名で「平気で間違えられる」利点があり、予想以上の効果を生んでいる。今後も続けたい。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜聖徳学園高校時事教育全般

連休も通常営業します ~各講座も対応~

2020年07月17日

 ~看護師にチャレンジ講座もOK~

ようやく梅雨明けの見込みが。
この間、通塾できなかった塾生も少なくありません。
そのため、7月22日~25日の4連休も、
塾は「通常営業」をすることになりました。

また、塾でおこなっいる各種講座も受講可能です。
中学3年生対象のものとして、以下の2つがあります。
この連休を利用しての受講をお勧めします。個人、またはご家族4名まで同時参加可能です。
それぞれのリンクからご予約下さい。

前年度からの「私立高校無償化」により、
岐阜県内高校受験の受験環境は激変しました。
その変化と私立高校の選び方についての講座があります。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=2aeJwzNDQ2sjAAAAQjATA

また、前年度まで岐阜聖徳学園高校で10年ほど続けた
「看護師にチャレンジ」講座を、今年度は塾にて行います。
看護師を目指す方の「高校の選び方」がメインとなります。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=9beJwzMjcwMTcFAAREATo

中学3年生に限らず、ご家族のみ・他学年の方の参加も可能です。

  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜聖徳学園高校高校入試教育全般