本日 岐阜聖徳学園高校数A期末テスト ~今年度は中間テスト「なし」~

~どのような結果になるのか、注目~
イレギュラーなことが続いている今年度。ICTが大活躍の1学期でした。
休校期間は学習計画表を元に、Classi動画を視聴。ロイロノートで確認と質問を双方向で行いました。
分散登校が2週間あり、本格的な登校から3週間ちょっとで、1学期期末テスト。
しかも、水・木は大雨警報のため試験中止。その試験は月・火に順延となりました。
そして今日、当初から予定されている土曜日の期末。岐阜聖徳学園高校は前年度から導入した
ICTのおかげで、休校期間・分散登校期間も学びを止めることはありませんでした。
そのため私が担当している数Aは、ほぼ例年と同様の学習進度で、期末テストとなりました。
中間テストがなかった分、期末テストの範囲は例年より広くなりました。
学校再開後は、基礎・基本事項の確認をしつつ、応用例題・演習を中心に行いました。
班学習を今年は自粛。そのため対面授業でもICT「ロイロノート」で互いの解答を共有することしました。
ブリント配布なく、挙手発言もなく、黒板に解答を書きに行くこともなく、無記名で互いの解答を共有しました。
授業での指名もなく「学びそのもの」に、看護実習シャドーイングのような状態で専念することができたのです。
授業で平気で間違えることができ、その間違いを通して自分を修正していくのです。
ICTのおかげで「試行錯誤を続け、考えをリアルタイムでアップデートしていく」ことができるのです。
その足跡をカード化して、自分のiPadに残すこともできるのです。「iPadのノート化」が前年度より進みました。
テスト前の振り返りで、その流れを確認することができ、自分のミスしやすいところも意識化できるでしょう。
ICTを中心とした学びの結果が、テストにどのように反映されるのか、私自身も楽しみです。
今までの「学び」をどう生かしていくのか…そしてテストで結果を残すのか。
思考過程を書き込み、解決できる方法をぜひ探ってほしい。
試験時間内で考え続け、検証し、答案に書き込む力が付いていることを期待しています。
岐阜聖徳学園高校・夏期学校見学会 in 授業改革フェスタ2020

~今年度は、ICT体験~
岐阜聖徳学園高校・夏季学校見学会 in 授業改革フェスタ2020のご案内
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/06/165038in-2020.php
『8月16日(日)・17日(月)・18日(火)・19日(水)の4日間、
令和2年度夏季学校見学会in 授業改革フェスタを実施いたします。』
『新型コロナウイルス感染防止の観点から、校内の各教室に分散し実施します。
当日は、一人一台のタブレットを使用したICT授業を体験していただき、また、
本校のICT環境を利用し動画・スライドによる学校説明をさせていただきます。
どの授業も、本校の教員が日々行っている教育活動の延長として自信をもって発信するものです。』
例年とは違い、講座を選択する形での開催ではなく、
「参加日時を選択する」形での申し込みとなります。
ですので、私が毎年行っていた「看護師にチャレンジ」の講座は、
今年度、塾にて行うことに変えました。
https://nyoki.hida-ch.com/e1069420.html
授業体験は1コマ45分。
iPadの端末で「どのように授業が行われているか」の体験となります。
私の高校での授業も毎時間すべてiPadで行い、劇的に変化しています。
また、休校期間中でも「学びを止めない」ツールとなり、例年通りの進度で授業は進んでいます。
フェスタ冊子は6月下旬、各中学校で配布されます。
各中学校の先生に、参加申し込みをお願いします。
8月以降も中学生対象行事があります。今回、参加が困難・不安な中学生・保護者様につきましては、
後日開催の中学生対象行事(10・11月)にご参加ください。
看護師にチャレンジ ~中学から考える看護師への道~

~今年度は塾にて、個別開催~
毎年、岐阜聖徳学園高校・夏期学校見学会で開催している
「看護師にチャレンジ ~中学から考える看護師への道~」
を中学3年生とそのご家族を対象に、今年度は塾にて行うこととなりました。
集団授業ではなく、ご家族ごとの個別開催とさせていただきます。
『With コロナ』へと急速に時代は変化しています。また、2025年問題がすぐそこに迫ってきました。
訪問看護により医療を支える時代が、もうすぐとなりました。
看護師の役割はさらに増え、今後もその活躍の場は広がっていきます。
中学3年生のあなたも、看護師への道を考えてみませんか。
毎年、岐阜聖徳学園高校で行ってきたこの講座
今年度は、塾にて行うこととなりました。
岐阜県は全国的に珍しく、看護師への道が多様にあります。
その中から自分に合った道を探し、入り口となる進路を探っていきましょう。
将来を見据えることにより、自分に合った進路を中学卒業とともに選択することができるのです。
もちろん、塾生でない方の参加も受け付けています。
申し込み1名につき、そのご家族は計4名まで同一料金で参加できます。
申し込みは以下の入り口から、希望日時をご予約下さい。

なんとか2週間、授業ができた ~岐阜聖徳学園高校・来週から平常授業へ~

~ICTで「学びを止めない」~
今日で2週間の分散登校が終了。
私もだんだん、元の生活に慣れてきた。
来週からの平常授業だけでなく、
いつ休校になっても「学びを止めない」準備は整った。
http://www.shotoku.jp/gsh/daily-snap/2020/05/150022ictweb.php
この2週間で、まとめ・応用問題を解きながら
「自宅でも学べる方法」を伝えることができた。
学校全体の休校だけでなく、個人的に出校停止となっても
仲間とともに自宅でも「学び続ける」ことができそうだ。
【基礎編】これだけはやっておきたい!コロナ第2波に備える学校ICT活用(GIGAでも使えます)|NPO法人eboard #note #いま私にできること https://t.co/Kk3LVRzq1P
— eboard[いーぼーど] (@eboard_jp) June 7, 2020
高校通信制、大学遠隔授業など参考になるものがたくさんあった。
また、Zoomに頼ることなくシャドーイングの状態で、学べることを目指した。
分散授業では「目の前にいない」生徒さんでも、自宅から参加した方もいた。
その多くは学校と自宅で2回、同じ授業を受けた生徒さんだった。新たな可能性の発見となった。
【応用編】これだけはやっておきたい!コロナ第2波に備える学校ICT活用(GIGAでも使えます)|NPO法人eboard #note https://t.co/f57DOhE9i8
— eboard[いーぼーど] (@eboard_jp) June 12, 2020
◯目次
・ステップ4 授業を分解しよう
・ステップ5 ICTの使いどころを探そう
・反転授業、ブレンディッドラーニング
・学習の個別化と学習者中心主義
大学では認められている遠隔分散授業。学校再開後も続けいている状況がみられる。
自宅で、空き教室で、状況に応じての参加も「出席扱い」となる大学もある。
柔軟な対応により密を避け、通学日数を減らし、「主体的な学び」へと質的に変化している。
これは「テレワーク時代」への対応準備にもなる。全日制高校でも認められることを願う。
昨日は気になるニュースが流れた。
「東京アラート」解除へ 休業要請の緩和も検討 新型コロナ #nhk_news https://t.co/65aGbCkMG5
— NHKニュース (@nhk_news) June 10, 2020
不特定多数の方に、一気に感染する可能性のある状況に、これから東京も含め変化する。
「学びを止めない」こと。考え続けなければいけない大事なテーマだ。
緊急時の時間変更も考慮して… ~「これからの働き方」も再考へ~

~全てを時間内に収めるために~
この2週間、岐阜聖徳学園高校勤務時間が変わる。
分散登校のため月曜日と金曜日、午前と午後に仕事が分割される。
これに伴い、他の仕事の時間変更を2週間だけ、お願いした。
家族の介護も含め「この2週間を、いかに乗り切るか」が今の課題だ。
緊急時だから仕方がない。高校の夏休みも大幅に縮小となった。授業日は出勤だ。
大枠が急遽変更されると、塾と准看護学校の仕事への影響が出る。
それだけ自分が「時間を切り詰めて」生活しているということだ。
そこを今年度見直し、来年度から自分の活動を、さらにコンパクトにしていくしかない。
コロナで教員の働き方改革はどうなるかという執筆依頼や取材を受けてます。
— 斉藤ひでみ/現職教員 (@kimamanigo0815) May 26, 2020
恐らく社会全体の関心はそこへは向かず、経済立て直しなどで教員の声は埋もれてしまうかと。
でも教員の方は感じてるはずです。これまで以上の過酷な勤務が休みなく3月まで続く。
精神疾患も過労死も、増えるかもしれません
前々年度、前年度と2年間で、私は自分の体調を崩し、常に薬が必要となった。
また母の死後、家族の介護が増え、予期せぬ緊急時の対応も増えた。去年は父の入院もあった。
そのため去年は広域的NPO副代表理事を辞め、市・県の男女共同参画サポーターも無活動となった。
旅行へいくための余裕・残された体力も、新型コロナ以前からなくなってきた。
高校での勤務時間帯を今年から変更した。去年の秋、私は倒れそうな忙しさだったからだ。
特にキツかったは、高校から准看護学校への移動。高校授業終了から看護学校授業開始まで40分だった。
その間の信号待ちで、車中でおにぎりを食べて昼食にしていた。時間を切り詰めすぎた。
それを今年度は避けた。無理を複数年続けることは、体と心に良くない。
今年は介護の中心時間を、朝から昼間に移し、1時間目授業から学校へ行くことを増加させた。
そして准看護学校との移動時間を確保するため、4時間目までの授業を週2回に減らした。
そして、3時間目で終わる「週3回」を中心に、准看護学校の授業をいれてもらう。
しかしこの4時間目正午スタートの授業が、この2週間は午後2時10分スタートとなる。
准看護学校の授業が集中するのは秋。月・金曜日も15時から授業が入ることもある。
分散登校が秋にあると、土曜日午前にも准看護学校授業がある私の生活は破綻する。
今後も「分散登校」は、ありうる事態となるだろう。
それが1年で済むとは、限らない。
そうなることを想定し、来年度からは高校の勤務時間帯を縮小する方向で考えていく。
介護時間は、これから年々増えていくだろう。私自身の体も弱っていく。
一人で担い続けることが厳しくなれば、「代わりの方がいる仕事」から、手放していくしかない。
そして介護も頼っていくことになる。体は1つだ。しかも常に「今が一番若い」状態だ。
いよいよ来年度は、塾だけでなく他の仕事もコンパクト化にうつる時が来たようだ。
塾では今年度から新型コロナ対策で、消毒・清掃・換気時間を取ることとなった。
またこれからの対策として、今年度は「個人指導と家族指導のみ」に急遽変えた。
その指導時間も季節変動にして、枠を見直す形に変えた。
「この1年を乗り越えれば」と思い、前年度は何とか乗り越えた。
そして「そうならないように」、今年度は仕事を組み替えた。
しかし、予期せぬ「withコロナの時代」がやってきた。
「まず、この1年を乗り越えて」という思いが、今年にもやってきた。
以前、早稲田の入山先生が「人の創造性は累積移動距離に相関する」と言ってました。本当にそうだと思います。コロナ後の「移動の少ない世界」では意識的にセレンディピティを求めて動く力、動いた先で偶然に出会ったものに気づく力、それを仕事に適用して結びつける力の三つが大事になると思います。
— 山口周 (@shu_yamaguchi) May 26, 2020
「新しい授業の型」を模索 ~班学習ができない~

~ICTにより実現~
来週から、岐阜聖徳学園高校は授業再開となります。
下記記事では、前年度、1人1台タブレットと電子黒板を用いての授業公開をした様子も含めて紹介されています。
写真で、数学の授業をしているのは私です。このような4人班での交流が、今年度は、できなくなります。
小・中学校での給食でも、班で食べること・会話しながら過ごすこともなくなりそうです。
まして、至近距離での教え合いは、飛沫感染の恐れがあります。
http://www.sakawa.net/blog/202002/2975
電子黒板「ワイード」と「ロイロノート」無記名表示を使い、全体交流を考えています。
実践し改良を加えながら「新しい授業の型」を模索していきます。
まとめと交流 ~休校期間中の学びの上に~

~学校再開後の学習計画表~
講師をしている岐阜聖徳学園高校も、休校期間が終了する。
来週から、週2日の分散登校による学校再開。
再来週からは分散登校による授業が2週間続く。
「同じクラスで同じ授業を2回する」という、初の経験をすることになる。
休校期間中は、動画・双方向授業で基礎を固める学びをした。それを受けて
人数が少ない分散登校2週間を利用し「学びをまとめる」授業をすることにした。
数Aを担当しているので、具体的には「補集合の性質」・「ド・モルガンの法則」
をロイロノート・コピー機能を説明しながら、図で各自まとめ、それを交流することにした。
ICTでの自宅ネット双方向指導は、
「先生」対「生徒」の1対1でのやりとりに限定した。
交流をし、その学びを深めていく内容については、
一斉登校後に、電子黒板「ワイード」で進めていく。
6月分の計画表を、この週末で完成する。
「学校での学び」を想定して、6~7時間分を計画していく。
授業スピードも、ICTのおかげで例年に近いところまでに収まりそうだ。
「再び休校となる場合に備えて」の計画は、来週に作っていく。
本日夕方放送番組の告知です ~岐阜聖徳学園高校ICT活用の学習支援~

~前年度からの取り組みが、休校期間でも有効に~
岐阜聖徳学園高校のICT教育の取り組みや
コロナ休校中のICT活用の学習支援の様子の番組で紹介されます。
在校生生徒・保護者様はもちろん、中学生の皆さんにも本校のICT教育環境を知ることができます。
ぜひ、ご覧ください。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/05/155640516.php
【番組名】
ぎふチャン「ぎふサテ!」
【放送予定日時】
5月22日(金) 16:50~17:25
紹介されている写真から推測すると、
中村先生による全体説明、休校中の取り組み、
ロイロノートによる休校中での双方向授業での様子。
が紹介されるようです。
私自身も行っていますが、他の先生の取り組みも気になります。
放送が楽しみです。
※明日のブログは休止します。
次回は明後日の予定です。
岐阜県立高校・夏休み20日間冬休み6日間 ~授業時間確保~

~月1回土曜授業も~
夏・冬休み短縮、土曜も一部授業 県教委ガイドライン
夏・冬休み短縮、土曜も一部授業 県教委ガイドライン:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web) https://t.co/5mSwft2lIE
— 星野 健 (@JUKUHOSHINO) May 16, 2020
『県立高校は夏休みを原則八月一~二十日に短縮し、十日間の授業日を確保。冬休みも原則十二月二十九日~一月三日とし、五日間の授業日を確保する。七月~来年二月まで月一日、土曜日にも授業を行う。』
授業時間確保のため、ガイドラインが作成された。
今後の見通しは、これによりはっきりした。
各学校は行事の中止を含めて、授業時間確保となるだろう。
大学入試日程が決まることで、定期テスト・評価時期が変わる可能性もある。
現実的な夏休みの短縮。7月31日まで登校、8月20日からの登校となる。
実際に「補習授業」が行われている期間での授業実施。
高校生・教員ともに負担増と感じる人は少ないだろう。
部活動の時間が「減る」ことになる。
冬休みは社会人と同様になる。12月29日まで登校、1月4日からの登校となる。
この期間も進学補習が行われる時期なので、違和感はない。
また、この期間に「冬季課題」を出すことは、厳しくなる。
冬休みの部活動は「ない」ことになりそうだ。
土曜授業も、岐阜市や私立高校では月1回は普通のことである。
行事・特別活動を集中的にここで行うことになるかもしれない。
第1回岐阜聖徳学園高校ICT授業見学会も、前年度秋の土曜日に実施された。
今年度実施されることになれば、休校中の実践も注目されるだろう。
3年生に合わせた「現実的」な日程が示された。
1・2年生については、春休み・次学年も含めて弾力的な対応も可能となる。
修学旅行・定期テスト回数も含めた「見直し」がされれば、さらに時数確保もできる。
ただ再び「緊急事態で休校」となれば「対面授業で時数確保」は絶望的だ。
岐阜県ではネット環境がない全生徒にタブレット端末が行きわたり、
18日から、全生徒がネット接続できる環境になる。
大学・高専では、「オンライン授業も時数としてカウント」し、単位として認められている。
高校でも同様な措置が取られることを期待する。
ICTは学校でも ~「休校時の学習支援」だけでなく~

~授業でもタブレットを使って~
昨日は会議のため、講師をしている岐阜聖徳学園高校に。
着いた時間は、いつもなら朝の会が行われている時間だ。
いくつかの教室の窓が開いてる。そして、そこから先生の声も聞こえる。
「オンライン朝の会」を、自分の教室で行っている先生もいるようだ。
この長い休校は、かつてない出来事。それに対し、
岐阜聖徳学園高校では、いろいろと挑戦されている先生方がいる。
休校期間中も、教科・学年集団で会議を持ち研鑽している。
「平等」「寛容」「利他」の精神は、先生方から感じることができる。
今週になって、classiが動かない・ロイロノートが重いことがある。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/05/165832classi.php
各校の利用頻度が、相当上がってきたのだろう。私が課題として配信した動画も、
再生しにくい時間帯もある。ロイロノート提出箱を開ける時間を早め、1日中提出を受け付けることにした。
1年生も双方向学習に、かなり慣れてきた。
また、学校も保護者説明会を重ねている。
http://www.shotoku.jp/gsh/daily-snap/2020/05/135127ict1ict.php
保護者の方の意見を聞き、私も授業告知を含め修正を重ねている。
まさか学校再開になったら、オンライン授業をなかったことにしてやらないつもりじゃあないよね?オンライン授業推進デジタル署名にご賛同お願いします! #オンライン授業 #学校閉鎖 #学校再開 #コロナウイルス #デジタル署名 https://t.co/RsI72FeqB3
— 神谷 玲衣 (@reykamiya) May 11, 2020
「ICTは休校のとき」と感じている人もいるだろう。実際は、そうではない。
前年度、学校で1年間ICT教育に慣れている2年生は、違和感なく双方向授業に取り組めている。
https://nyoki.hida-ch.com/e1029122.html
学校であっても、自宅であっても、その利用法は変わらない部分も多い。
【岐阜】タブレット端末でライブ授業 岐阜聖徳学園高https://t.co/kUg0agMYV9
— 中日新聞 (@chunichi_denhen) May 12, 2020
岐阜の私立高校でもオンライン学習。生徒たちは、授業の動画を見たり、課題の答えをオンラインで提出したり、と休校中も自宅でも学んでいるようです。#学校 #新型コロナウイルス
※明日のブログは、夕方以降更新の予定です。