岐阜県学校再開へ ~6月1日から分散登校~

~夏休みは短縮へ~
岐阜県内、6月から分散登校 県協議会が大筋合意 (岐阜新聞) https://t.co/S1CLDr12cB #linenews
— 優&将&賢 (@westymei) May 9, 2020
6月1日からは、分散登校となる。
15日には、その具体的な方法が示される。
登校しない時間は、オンラインで補充することになるかもしれない。
高校の場合、時差登校の可能性もある。
6月15日からは、通常登校となる。
ただ20人以下を保ち続けるとなると、工夫が必要となる。
どのような具体策が示されるのか、興味深い。
私たち講師の働き方も、変わるかもしれない。
夏休みの短縮は避けられない。
さらに大阪が示したように、土曜授業もありうる。
行事の精選も含め、いろいろなアイディアが必要だろう。
9月入学制を考えない方向で、学校再開の方向性・具体が示されるようだ。
岐阜県は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策について、緩和するための基準を示しました。https://t.co/nQQ55TvNfW pic.twitter.com/4Wuj24pUZg
— メ~テレnews (@nagoyatv_news) May 9, 2020
岐阜聖徳学園高校・ICT双方向対応 ~オンラインでの学び~

~前年度から1人1台iPad~
岐阜県は休校期間が5月31日まで続く見込み。
私が講師をしている岐阜聖徳学園高校では、生徒1人1台iPadを使っている。
前年度から授業でも使っているので、教師もその活用に慣れている。
休校期間でも、学習支援を行うことができている。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/0048fbdfb58b7fe9cb0fe6127d0682759b4d031e.pdf
各先生方の動きに、私も刺激を受ける。例えば、ズームによるオンライン二者懇談
http://www.shotoku.jp/gsh/daily-snap/2020/05/152705ict-1.php
そして、ロイロノートで課題ノート添削
http://www.shotoku.jp/gsh/daily-snap/2020/05/150022ictweb.php
「オンライン授業」といえば「手づくり動画」のイメージが強い。
しかし、上記のような双方向・個別対応こそ、今、やるべきことだと私も感じている。
知人より回ってきた、休校期間中の各アナログ・ICT教育の比較表。それぞれのメリット・デメリットの比較がわかりやすい。
— 明日の学校を憂う(西野) (@asujyu) May 6, 2020
今から各学校で動画作成なんて、労力大にして稔りわずか。NHKなどのコンテンツに勝てるはずもない。
学校教員が今やるべきは、双方向での対応だとこれ見れば一発でわかる。 pic.twitter.com/5QYa2bprDx
海外でのオンライン教育は、日本よりかなり進んでいるとのこと。
と言うより、日本は発展途上国並みに遅れている。
自宅にまず「自分が使うPC」がない。
PCを使わない生徒の率。
— 舞田敏彦 (@tmaita77) April 19, 2020
日本は50%。途上国ゾーンだな。
教員が宿題のポスティングに,家を回らないといけないわけだ。 pic.twitter.com/X7m7wccxdy
さらに、デジタル機器を使って創作物を発信することもない。
そう,アウトプットしないね。
— 舞田敏彦 (@tmaita77) April 21, 2020
スマホで面白おかしい記事をRTしてるだけじゃ,頭がトウフになっちゃうぜ。情報の消費者じゃなく,生産者に回らないと。 pic.twitter.com/CA95dxg4h4
具体的に海外との「違い」学ぶために、
海外で暮らした方が主催するフェイスブックのグループに参加した。
「未来の教育シンポジウム FES-Future Education Symposium」
https://www.facebook.com/groups/2581223675484799/
岐阜聖徳学園高校・学習支援の方向性は、グループの中でも評価されている。
いつ学校が再開されるのか ~授業時間確保~

~岐阜県は5月31日までは休校~
休校期間が長ければ、その分の授業時間はどこかで補うことになる。
大阪府教育庁の資料から、授業時間確保のための対応例がわかる。
https://twitter.com/Reve_de_Noel/status/1255609262924943360/photo/1
地元に通う小・中学校に時差登校はない。7時間授業での対応も考えられる。
高校の場合そうはいかない。ラッシュ対策となると1時間目カットの可能性もある。
同様に7・8時間目実施も無理となる。少なくとも週5時間分をどこかで補うことになる。
7月開始となれば、土曜日、定時始業・7時間登校をしたとしてもまだ足りないだろう。
月2回分はカウント済みだ。上記夏季休暇・冬期休暇をさらに短縮する可能性もある。
「長期休暇が削減される」となると、
例年、長期休暇を利用して行われていたことを先行させなければならない。
例えば数学Aの場合は、作図の演習。これは、先行実施ができそうだ。
しかし、学んだことを生かしての演習できない。結果、実力を伸ばす期間が削がれていく。
「基礎基本に絞って、単元全体を一通り捉える」
…これが今、私が岐阜聖徳学園高校オンライン授業での狙いだ。
もし、6月まで休校期間が延長されたときまでのイメージができている。
開校後に「何を教えるか」の区別ができ、「どう演習するか」を考えている。
9月始業説もある。制度設計を短期間に行うことは、厳しいだろう。
さらに、授業開始時期が遅れる可能性があれば、
また、4月入学に戻る議論となる可能性もある。
せっかく作ったものが生かされない…となると「制度」のために強行開校となってしまう。
ならば、岐阜高専のような対応が現実的だ。
寮生が多い学校だけに、その対応が早かった。
「遠隔授業」を通して単位認定を行っていく。
その環境を整えることで、いつの時期でも学びが再開できるようになる。
https://www.gifu-nct.ac.jp/
ただ、学校再開は「流れ」で決まっていく部分でもある。
条件の中で何ができるのか…それを考え続けていくのが現場なのだろう。
高3進学校生です。もうなんでもいいんでとりあえず大学受験いつあるかだけ教えてくれませんか。ほんと今まで散々振り回されすぎて我慢の限界です。政府の意味わからん改革に何とか食らいつくために高3生は沢山計画練ってるのに入試すらいつあるかわかんないとかもうさ、涙でてくるよね。
— a (@a90914754) May 1, 2020
#土曜授業 pic.twitter.com/ztKnh7GG1u
岐阜聖徳学園高校5月31日まで休校 ~学習支援計画づくり~

~岐阜県の判断は早い~
私が講師をしている岐阜聖徳学園高校の休校が、5月31日まで延長となった。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/04/145303427.php
先週からスタートした学習支援は、今後も続くこととなった。
https://nyoki.hida-ch.com/e1058102.html
学習支援の方向は、学校全体で決まっている。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/2020/04/142155413-1.php
「① 授業(課題)の配信や指示」「② 課題の提出」「③ 提出された課題への評価(コメント)」
の3つを、1つのパッケージとした学習支援となっている。
私の場合、現在のスタイルは以下の通りだ。
①は、Classiによる動画視聴とその後の確認問題で学習状況を把握
②で、教科書「練習」を解いてロイロノートで提出。上記状況により補足説明を事前に配布。
③は、ライブ授業で課題評価・返却、質問の受付と返答。すべてロイロノートで行う。
単元を通しての見通しを立てるために、5月末までの学習計画表を作った。
基礎的な内容に絞り込み、単元全体を見通して学ぶ形に変えた。
応用例題など、多くの知識や説明必要なもの、別解があるものは学校で扱う。
「仲間との学び」が、より効果的なものは、後で扱ったほうがいい。
数日間の授業を通して、感じたことがある。
質問をカードにして、送ってくる生徒が多いことだ。
そのカードに対して補足説明を書き込み、クラス全体にその「質問と答え」を広げていく。
ライブでこれを行う教師は、とてもハードな作業となる。話をせず、カードにその解答を書いて返すからだ。
この苦労を通すことで、現在、対面授業とほぼ同じ手ごたえを感じている。
今年は同じ授業を5クラスで行っている。
話しただけでは、その内容は「消えてしまう」が、カードに残せばその内容は「手元に残る」のだ。
つまり、そのカードを使って後のクラスでの質問にも、応じることができる。
前に書いたように、今やっていることは「次善の策」という想いは、さほど変わっていない。
確かに、対面授業・教え合いの良さをさらに強く感じることの方が多いくらいだ。
しかし、一度も会っていない生徒がこれほど生き生きと質問をし、その返答に応えてくれる。
その新たな驚きと喜びが゛、今の苦労を支えている気がする。
今日の失敗を反省し、改善し、より良いものに変えていく。
新規採用で働いたころの気持ちが、こんな形で蘇るのも不思議な気がしている。
オンライン双方向授業を考えたとき… ~小学生の頃を思い出す~

~母校は、岐阜市立本荘小学校~
「休校決定94%に 」(朝日新聞)。休校は教育委員会が自ら判断すべきことだ。緊急事態宣言があったから、というのは理由にならない(責任逃れには使えるだろうが)。休校するなら休校中の学習を保障(補償でもある)する手立てをとらなければならない。学習権は人権なのだから。
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) April 25, 2020
オンライン双方向授業を考えたとき、細分化をしている自分に気づいた。
まずは、単元の中での細分化。基本と応用に分け、自宅と学校で学ぶ内容を分ける。
次に、授業の細分化。教授する部分は、既存動画でいい。補足と確認がオンライン双方向授業の中心だ。
「すべてをネット」で、ということを狙うより「対面授業」との区分に、私自身は現在、行きついている。
考えているときに、2人、小学校の恩師を思い出した。
1人は4年生担任のT先生
「終わったら好きにしていいよ」が、口癖の先生だった。終わったら外で遊んでいる友達もいた。
友達と一緒に遊びたいので、私は問題を解き終えたら、次々と男女問わず友達を教え続けた。
そうしているうちに、人による理解の違いを知り、
「どのように伝えるか」の工夫を考えるようになった。
逆に、苦手な図工などは、友達が手伝ってくれるようになった。
父の仕事「紳士服仕立て」が激減した年で、家庭は荒れていたが、学校で私は救われた。
その9年後、私が大学生となったとき、T先生とは「塾長」「バイト生」の関係となった。
工学部学生が「公立学校教師になる」きっかけを、T先生が開いてくれたことになる。
もう1人は6年生担任H先生
とても厳しい先生だった。18時、19時までクラス全員が残されたことも珍しくなかった。
「抜き打ちテスト(予告なしのテスト)」も多かった。それに対しての生徒の批判も多かった。
私はそのころ、テスト前でも全く勉強していなかったので、何の影響もなかった。
「道徳のタイトルづけ」を、月に一度程度させられた。
『資料を先生が読むので、この資料のタイトルを答えなさい』というものだ。
どんな資料か忘れたが「重かった切符」というタイトルを私がつけてから、
褒められると同時に、私への「勉強の質の要求」がきつくなった。
きつい要求を出されたは、自由勉強。
「調べた結果、何を考察したのか」という出口がないと、最高評価「A」をくれなかった。
自然に自由勉強は「歴史」が多くなり、「まだわかっていない」と書かれている内容ばかりを狙っていった。
その頃は、歴史家・磯田道史さんに似ていたかもしれない。
「出口が見えない」とき、根拠・条件を元に考察を重ねていくこと。
小学6年生の私に、「出口を見つける」訓練をしてくれたのだ。「それこそが『学びの出口』だ」と。
根拠・条件設定・考察の1つでもツッコミどころがあると、Aから評価を下げられた。
そして「出口が見えない」ときに、「自分なりの形」をつくる癖を、鍛え上げられのだ。
こんなことを、ふと思い出した。
休校 5月31日まで延長へ

~岐阜県内全域への知事要請~
5月31日までの休校措置
岐阜市内小・中に続き、県内公立高校も決定となった。
https://mainichi.jp/articles/20200424/k00/00m/040/215000c
それに私立高校も合わせていくと考えられる。
現在行っている岐阜聖徳学園高校オンライン学習サポートは、今後も続くことになる。
以下は文部科学省4月10日の通知
学校が課した家庭学習が以下の要件を満たしており、児童生徒の学習状況及び成果を確認した結果、
十分な学習内容の定着が見られ、再度指導する必要がないものと学校長が判断したときには、学校の
再開後等に、当該内容を再度学校における対面指導で取り扱わないこととすることができること。
<要件>
① 教科等の指導計画に照らして適切に位置付くものであること。
② 教師が当該家庭学習における児童生徒の学習状況及び成果を適切に把握する
ことが可能であること。
ここを意識しての指導計画・学習状況及び成果を把握した跡を残すことだ。
Classiでの事前動画配信後のの確認テストで、理解度は図ることができている。
前年度と同じ学年・コースを担当しているので、私自身が理解度の比較もできる。
ロイロノートを使い、学習サポートを行い演習・質問の時間をできる限り確保し定着を図る。
すべての記録は、データとしてiPadに残るので、特に個人記録をまとめる必要はなさそうだ。
ICT環境が整っているおかげで、この現状において、
「本来、力を入れたい部分」に集中して取り組むことができている。
各家庭でバラバラに過ごしている生徒が、同じ時間に同じ課題を取り組んでいる。
「一人じゃない」…この思いを持ち学び続けることを、岐阜聖徳学園高校の生徒はできているのである。
http://www.shotoku.jp/gsh/news/%E8%87%A8%E6%99%82%E4%BC%91%E6%A0%A1%E6%9C%9F%E9%96%93%E4%B8%AD%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%BF%92%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%801%E3%83%BB2%E5%B9%B4%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%80%85%E7%94%A8.pdf
明日から、オンライン双方向授業へ ~大学遠隔授業を参考に~

~まずは、使いこなすことから~
明日から、岐阜聖徳学園高校オンライン双方向授業を開始できるよう準備に入る。
私が担当する生徒の皆さんには、Classi授業動画は先週配信済みになっている。
そして次々と、問題に対する解答結果が私の手元には集まっている。おかげで、
授業開始時に解説する内容も絞り込めた。その上で、本時の狙いに迫ることができそうだ。
岐阜県衛生第二看護学校では、このような『事前学習』をされていると聞いている。
准看護学校での学びを元に、教科書で『事前学習』をして、そのレポートを授業前に提出。
レポート内容を元に、授業をされる先生方は解説するという。理解度を確認してからの授業となる。
多くの生徒がわかっているところは解説を省略し、わかっていないところに重点を置く。効率的だ。
また、急遽遠隔授業となった大学の授業も参考になる。その中でも一番、
私が参考にしているのは、岐阜女子大学1年生の遠隔授業だ。
さすが「面倒見のいい大学・全国1位」として有名な大学ならではの動きを感じる。
不慣れな遠隔授業に対して、担当の先生方が不安を解消する動きを見事にされている。
今回、私が担当するのも1年生。条件も似ている。岐阜聖徳学園高校では先週、iPadの使い方講習が行われた。
iPadの使い方を教えてもらったばかりの状態だが、Classiに取り組めている生徒が多い。
Classiは昨日まで不具合もあったにもかかわらず、いい状況だ。
明日は「ロイロノートが使えるか」の確認を行い、オンライン双方向授業へと向かう。
まずは、機器に慣れ使いこなすところから。
高校生は私より、使いこなすことが早い。
前年度も私は、生徒からiPadの使い方を随分教えていただいた。
今年度もすぐに、そんな状況に変わっていくだろう。
事前把握から授業へ ~オンライン双方向授業の模索~

~次の手を、どう打つか~
今日も、来週からの岐阜聖徳学園高校オンライン双方向授業を模索している。
Classiのおかげで、授業動画は昨日までに配信済みになっている。
そして、動画に対応した問題が出題され、それぞれの解答結果がわかる。
各問題ごとの正答率がグラフ化されるで、授業前には理解度が事前把握できるだろう。
ここからどうするのか…考えているうちに30年前の記憶が蘇ってくる。
30年前、私は各務原市立那加中学校の教員だった。研究推進メンバーとして、
翌年の道徳全国研授業発表に備えていた。実際、翌年に私は授業発表者となった。
その時に取った手法は、「価値の事前把握」をして「話し合いを組織化する」というものだった。
そのため道徳授業は、2時間で1つの教材を用いていた。
1時間目は資料を読み、生徒に3つの設問をし、アンケート形式で回答させた。
2時間目までに教員はアンケートを基に、生徒の持っている価値を事前把握。
指名順と切り返しの発問を練る。「予想(期待)される生徒の反応」から本時の価値に迫った。
今の私の状況は、1時間目の道徳授業を終えた時に、よく似ているのである。
正答率は、事前に把握できている。
それに対し、教科書問題を用いて「自己評価活動を行えばいい」ことになる。
早く正解した生徒から、次の動画視聴・対応問題を解く時間に使ってもらえばいい。
また、ワークなどの定着・発展問題を解いてもらってもいい。
正答率が悪い問題に対しては、事前に補足説明をいれておく。
正答率が低い生徒には、ヒントとなるカードを準備する。
このように事前把握できた状況に対して、手を打つものを準備する。
授業時間が進むにつれ、私が対応する生徒数は減っていくことになる。
これが今、考えられる「次善の策」だ。
「ICT」+「少人数によるバズ学習」が、前年度は効果的だった。今年もそうしたかった。
しかし、今年度のオンライン双方向授業では、それは使えない。
なのでこの「次善の策」で対応する。授業が再開し、さらにバズ学習ができる状況になるまで「この流れ」となるかもしれない。
授業の前半が「本時」となり、後半が「次時の導入」となる変則的な授業で、生徒の理解を高めていくことにした。
先日、気になっていたクラウドファンディングが目標達成した。
最初期の目標200万円を突破しました。
— 平田オリザ (@ORIZA_ERST_CF) April 18, 2020
本当にありがとうございます。
この医療関係者と芸術家の連帯は、ウイルス禍収束後も、大きな財産として残っていくのではないかと思います。https://t.co/0QTPDfld8P
ネクストゴールに向けて、さらに支援が増えることを願いたい。
岐阜市 5月31日まで休校延長

~素早い判断~
岐阜県・岐阜市の判断は早い。
岐阜市など10市町、5月末まで休校延長 市町立の学校#新型コロナウイルス #休校延長 #新型コロナ https://t.co/pQaUOcSIri
— 中日新聞 (@chunichi_denhen) April 17, 2020
20日からの県立高校オンライン授業開始に続き、
このニュースが飛び込んできた。
文部科学省のガイドライン変更通知が、17日にあった。
https://www.mext.go.jp/content/20200417-mxt_kouhou01-000006156_2.pdf
それを受けての、岐阜市長による判断だったのだろう。
政府の緊急事態宣言により、岐阜県が特定警戒都道府県に指定されました。徹底した外出自粛、屋内外を問わず複数の人が参加し密集することを避けて下さい。本日、学校等の臨時休業を5月31日まで延長することを決定しました。20日から岐阜市公式YouTubeチャンネルで、学習用動画を配信します。
— 柴橋正直 岐阜市長 (@shibahashi_m) April 17, 2020
オンライン授業となると、ズームを使った双方向授業がTVではよく取り上げられる。
しかし、それには問題点もある。
遠隔授業、学生が皆自分の個室持っている前提になってない? 実家住みで自分の個室を持たない学生は家族も大変よ。2コマ連続とか平気で大学は設定するけど、発言し合うスタイルだと家族はずーっとその間黙ってないといけない。一緒に参加すればいいって言った人いるけど幼い兄弟が邪魔しに来たり大変
— matheca (@paulerdosh) April 14, 2020
説明には映像があると便利だが、その他は映像は必要がないのかもしれない。
映像授業は、既存に優れたものがたくさんある時代。岐阜市の配信も、オリジナルとは限らない。
県内公立高校でも、既存のものを利活用している学校もある。それで私もいいと思う。
それに何を双方向で「付加」していくのか。そこを考える必要がある。
一方的な配信でやりきれる生徒は、それほど多くはないと感じている。
伝道掲示板を貼り替えました。
— 大垣教区大泉寺 (@NishiminoDaisen) April 16, 2020
「命が大切だ」と重ねて言われることではなく、「あなたが大切だ」と願われていることが救い。 pic.twitter.com/NcwEBZqELM
この視点から、来週からの岐阜聖徳学園高校オンライン授業を考えていく。
また私立高校も合わせての休校措置延長になる可能性から、
5月末までの単元指導計画も、これから作り直していくことにする。
検査も遅く隔離も遅く中途半端な緊急事態宣言では長引くだけだと思う。
— 孫正義 (@masason) April 17, 2020
隠れ陽性の人々がいまだに全国で電車やバスで通勤していたり家族にまで感染を拡大している。
岐阜県内公立高校・オンライン授業へ ~4月20日から~

~「新しい形」への模索がはじまる~
オンライン授業開始。
— 斉藤ひでみ/現職教員 (@kimamanigo0815) April 15, 2020
これで教員として、少しは生徒の役に立てる。
我が街、岐阜県教委の決断を誇りに思う。
岐阜 休校中の全県立学校でオンライン授業へ 新型コロナ | NHKニュース https://t.co/TfTP8La3ap
文面から「トップダウンでの決定」だったと感じる。
「動画を見る」ことで、「授業を受けた」ことになるのだろう。
岐阜県は、文部科学省の方針を受けての対応が早い。
岐阜市もオンライン授業について、検討されている。
【 オンライン授業の検討について( 20/04/15 wed )】市教委より各学校を通じて、岐阜市立学校に通う全てのお子様の保護者向けに「家庭でのネット環境有無の調査」を昨日一斉送信されたことで(詳報はこちら:https://t.co/hvcTTeglnr) pic.twitter.com/3udscLDjAh
— 和田直也(岐阜市議会議員) (@wada_naoya) April 15, 2020
環境が整備されていないと、岐阜県の高校同様にDVD作成となるかもしれない。
環境整備と同時展開は、やはりなかなか厳しいことになる。
幸い私が非常勤講師をしている岐阜聖徳学園高校は、前年度からICTによる授業が行われている。
非常勤講師を含めて、教員もICTには公立高校教員より慣れている。ICT支援員の方々のサポートも受けられる。
生徒は1人1台iPadを持っている。同じ環境で、Classiの動画を見て、ロイロノートで「双方向のやりとり」ができる。
「すらら」での自主学習も可能だ。県内公立学校に比べ、環境が十分に整っている。
私自身も4月から大学遠隔授業を参考にし、オンライン授業の準備を進めてきた。
そのメリット・デメリットを元に、岐阜聖徳学園高校の恵まれた環境を生かすことを考えている。
まずは、ロイロノートでの「オンライン双方向授業」に挑戦するつもりだ。Classiの配信動画に合わせ、
前年度のカリキュラムを再編した。「新しい形」を模索をしながら、前へと進む。
社会的距離を保ちながら送る生活を2022まで続ける必要がある可能性等について指摘しているサイエンス論文(ハーバード大の公衆衛生の研究者たちによる)。
— Tsuyoshi Miyakawa (@tsuyomiyakawa) April 14, 2020
COVID-19以前とは全く異なる「新しい日常」を検討する必要がありそうですね。https://t.co/gbJmEqulmX
【募集期間=1日の、緊急支援】
— READYFOR(レディーフォー) (@READYFOR_cf) April 15, 2020
①マスクを必要としている医療機関に、いち早く届けられます
②マスクがどの医療機関に、どのくらい提供されているかが把握できます
③基金への寄附で税制優遇が受けられます
ご支援受付は16日23:00まで。#マスクを医療従事者に
https://t.co/3kjQ4xoeSB