e-Statで見る 岐阜県内看護受験環境の変化 ~⑤大学~
2020年01月07日

~現役高校生の占有率がさらに上がる~
ついに岐阜県内では大学看護学部が2ケタ10校となりました。
その1学年定員数は740名となりました。入学者が796名。
比較となる第一看護・短大では合計で定員200名。入学者は定員割れです。
「これからは大卒が主流」という流れが、岐阜県でも強くなりました。
■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/)
数字は、倍率・高校新卒入学者・高校新卒以外の入学者 の順
2013 2.45 318 18
2014 2.30 389 132
2015 2.26 436 119
2016 1.96 525 41
2017 1.91 570 29
2018 2.02 592 26
2019 1.97 774 22
新卒高校生は大学進学が王道であり、現役高校生の年齢では
「職場での比率が一番高い層」へと、変化していきます。
資金的・時間的な余裕、将来性を重視するならば、現役高校生ならば、
「看護協会のイチオシ」である大学進学を考えてほしいものです。
大学進学の可能性を高くするには、実は「高校進学」から考える必要があるのです。
「系列校からの指定校推薦」または「系列校との併願」が有利な、
岐阜聖徳学園高校・済美高校(大学進学なら衛生看護科でなくても可)への進学は、
大学進学のアドバンテージとなるのです(※ただし社会人ではこの手は使えません)。
この4年で社会人は再び、大学進学が厳しくなりました。
社会人は「3年間通う第一看護・短大受験へ」とシフトしています。
不合格の場合、今年度中に決めたい人は准看護→第二看護の道で看護師を目指しています。
岐阜県にはまだまだ社会人にも、看護師になるチャンスがあります。
e-Statで見る 岐阜県内看護受験環境の変化 ~④第一看護学校~
2020年01月06日

~社会人にはまだまだ「狭き門」~
社会人で看護師を目指す方は、まず看護専門学校(一看)を考えるようです。
岐阜県の場合、母親世代が第一看護専門学校を卒業されて働いている看護師の方が多く、
親からも「3年で、しかも公立だとかなり安く」看護師になれると、勧められるようです。
同じ資格を「短い期間で、安く」取得できるので、納得するのが当然です。
十数年ほど前までは、岐阜県の場合、第一看護専門学校の卒業者が、
短大・大学の卒業生よりも多かったのです。しかしその後、短大が大学となり、
大学看護学科が新設され、これからの若い世代は、
「大卒看護師」が主流という時代を迎えます。
これらのことが、岐阜県看護協会が主催する高校生向け看護説明会で、
進路として「大学を勧める」理由にもなっています。
県内に大学が増えた、2016年から入試倍率は下がり始めています。
社会人にもチャンスを回してほしいところです。
■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/)
数字は、倍率・高校新卒入学者・高校新卒以外の入学者の順
2013年 2.71 191 37
2014年 2.15 183 32
2015年 2.20 175 29
2016年 2.02 193 24
2017年 1.84 184 20
2018年 1.77 205 10
2019年 1.75 178 19
※岐阜県内の公立専門学校は同一試験日で実施されます。
そのため、1校しか受験チャンスもない状況です。
2019年度の充足率は87.6%。前年度95.6%から大幅に減りました。
「大学併願高校生が一般入試で合格しても、入学しない割合が増えた」状況に変わりました。
高校新卒者は「学校推薦」の別枠での募集でも受験可能です。
しかも、定員の約半数を占めます。残りの約半数を現役高校生と社会人が争う形になります。
公立第一看護一般入試合格の主流は国公立大学との併願者。次に、私立大との併願者。
なので、大学受験並みの学力で勝負する必要がありました。
岐阜県の場合は私立を除き「社会人推薦」の枠はありません。
社会人で公立第一看護学校に合格する方が「底打ち」したようです。
大学または愛知県公立第一看護校を併願した方で入学辞退者が増している状況。
社会人にもチャンスが回って来た状況に転じました。
もし学校側が「定員を確保する」ことを優先すれば、
公立の最終合格(補欠合格)ラインも下がるでしょう。
あけましておめでとうございます ~一気に駆け抜ける力をつける~
2020年01月01日
謹賀新年
— 星野 健 (@JUKUHOSHINO) January 1, 2020
2020年 元旦 pic.twitter.com/YjWN7lXRs8
旧年中は、大変お世話になりました。
今年度もよろしくお願いします。
ツイッターで、恐るべき中学生に出会いました。
【明けましておめでとうございます】
— キメラゴン
動画を公開しました。
今回の動画では僕が2020年に達成したいことを”2020年の抱負”として話させてもらいました。
一年後全て実現してみせるのでどうぞ見守っていてください。https://t.co/TtBmEmr5BL pic.twitter.com/wblhOnOLH4月収7桁中学生 (@kimeragon01) December 31, 2019
一気に駆け抜けて力をつけられる時代になりました。
このような中高生を育てられることを、今年も考えていきたいと思っています。